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宿泊が難民支援に?旅人のホテル「Cocts Akihabara」に泊まってみた

旅行・おでかけ

浅草橋から徒歩5分の「Cocts Akihabara」は、宿泊費の一部が難民支援協会に寄付されるゲストハウス。再利用材を使った内装や、オーガニックのアメニティなど、サステナブルな試みも魅力です。

難民受け入れ数、最多はトルコ

UNHCR
UNHCR

2020年末時点で、紛争や迫害により故郷を追われた人の数は8,240万人で、最も難民を受け入れているのはトルコです。
2021年の日本での難民認定申請者数は2413人(前年比1523人減)、認定された人の数は過去最多の74人でした。

グラフからも分かるように、日本の難民認定率は0.7%。先進国の中では一番低い数字です。

難民支援協会
難民支援協会
難民支援協会によると、日本は難民申請の結果がでるまでには平均4年、長い場合で10年かかるのだそうです。結果待ちの期間は受けられる支援も限られるため、生活が困難になります。

「難民申請中は、政府からの支援金を受けられる人もいますが、支援金を得る審査に数ヶ月かかるうえ、受給額も生活保護と比較し、3分の2程度と限られています。通常は、難民申請後8ヶ月すると就労が許可されるため、働きながら審査の結果を待つことになります。生活費が十分にない中で医療の受診は簡単ではありません」(難民支援協会)

時間がかかり、難民認定率が低い背景には「迫害」や「難民」の定義の狭さや、そういった状況の中で母国に帰国できない事情を客観的に証明しなくてはならない難しさがあるようです。

私たちにできることは?

難民認定率は低いものの、日本にはUNHCRのパートナーでもある「難民支援協会」やNPO法人「WELgee」など、支援に力を入れている団体もあります。

難民支援協会
WELgee

こうした団体を通じて「寄付」をすることも支援につながりますし、金銭的な支援が難しくても、ボランティア活動に参加したり、難民問題について学んだりすることもできます。

また、今回ご紹介したゲストハウスのように、難民支援をしている企業の商品やサービスを選ぶこともひとつの方法です。

「Cocts Akihabara」の予約はこちらから。

こちら
Cocts Akihabara
Cocts Akihabara

住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-7
アクセス:浅草橋駅から徒歩約6分、秋葉原駅から徒歩約8分
部屋数:31室
TEL:03-5809-2147

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※記事内で使用している商材・施設・サービス等の画像は、施設・店舗様から画像・商材・サービスを購入、またはお借りしたうえで使用、撮影しています。

※この記事は、ハフポスト日本版で掲載した記事を再編集したものです。

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