新しいことを始めては、長続きせずに断念。ひとつのことを突き詰めるには、なにかコツがあるのでしょうか?
あれこれ興味のあることに手を出して、結局どれも中途半端に。「ひとつのことを突き詰められない…」と、断念したことの多さにショックを受けていませんか?
物事を継続するためには、ほんの少しの意識の変化が必要かもしれません。
fumumu取材班が、物事を深掘りするヒントを聞いてきました。
①期間を決める
「自分に向いているかはやってみないとわからないので、とりあえずチャレンジするのはいいんですけど…あまりにも早い段階で諦めると、自分に合っていたのか判断が難しいので、『1週間は毎日やってみよう』『1か月は続ける!』など、自分の中で継続期間を決めておくといいですよ。
始めたばかりのころは慣れないことも多いから、どうしても『自分には向いていないかも?』と感じがちだし。初心者が躓きがちな部分をひとつでもクリアできたら、その分野の楽しさが見えてくるんじゃないでしょうか」(30代・女性)
②低クオリティでもOK!
「ひとつのことを継続している人が周りに何人かいるけど、クオリティが自分で低いと感じていても、あえてSNSなどでオープンにしている人が多いです。リアルの知り合いにも見せるなどして、とにかく人の目に触れさせることを恥ずかしがらないんですよね。
私はつい『自分が納得できるようになるまで、人には見せられない』と考えがちなので、周囲の意見や反応を素直に受け止めている人を見ると感心します。
『人に見せられるようになってから…』と隠していると、いつまでも完成せずに中途半端になってしまうのかも。途中経過でもあえてオープンにすることで、自分のモチベーションを上げられるのかもしれませんね」(30代・女性)
③切り捨てなくていい
「完璧に諦めて『もうやめよう』と決めると、中途半端な経験として自分の中に残ってしまうんじゃないでしょうか。やる気が低下したり、自分の中で迷いがあったりするなら、一時的に休憩してもいいですよね。
モチベーションが高くなったらやることとして、自分の中にストックしておいてもいい気がします。完璧主義な人ほど、自分のレベルに満足できないと、早々に物事を切り捨てていそう。
自分が納得できないとしても、思い出したときに手をつける…を繰り返しているうちに、どんどんレベルが上がっていくかもしれないですよ」(20代・女性)
自分では低クオリティだと感じていても、周りからしたら「すごい!」と感動するレベルになっている可能性もあります。
人の目に触れることで、より感性が磨かれる場合も多いですよ。