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3年後にお金持ちになるために、今すぐにやっておきたいこととは?

節約・マネー

「本当の豊かさは、何千万稼いだか、何億円稼いだか、という数字的なことではありません」と語るのは作家・作詞家の佳川奈未(よしかわ なみ)さんです。佳川さんがお金持ちになった方法をご自身の体験をもとに教えていただきました。

3年後に豊かになりたければ、いまから行動をしよう

3年後、お金持ちになりたいのであれば、いまから意識や発想を豊かにし、人生のステージを変更するなど、新しい考え方で柔軟に生きることも必要になってきます。

「自分が人さまや社会のお役に立てることは何だろう」「自分を通してできる価値あることなら、どんなことも積極的にやってみたい」という想いも大切です。

そもそもお金は、人さまからまわってくるものであり、他人に奉仕することでどんな仕事も成り立っています。そして、それに見合った報酬が自分に与えられるのです。

いまと同じ思考レベルや人生ステージのままでいたとしたら、3年後もいまと同じお金と豊かさしか、得ることはできないでしょう。3年後の豊かさは、3年後にいきなり叶うのではありません。

叶えたい未来のビジョンはいまここで得られるものであり、それを心で先取りし、建設的な思考や感情や行動を通して、創っていく必要があるのです。

会社員から作家デビュー!「3年以内に成功し、億万長者になる!」と決めたわたし

ちなみにわたしの場合は、大阪で会社員としてお勤めしながら本を書き、作家デビューすることになりました。当時は「会社勤めしながら、作家などをしつつ印税が入ってきたら、いまより豊かになっていいかも」と、安易に思っていました。

ところが、会社に勤務しているときに本を出版したことで、本のプロモーション活動や自分の企画したラジオの帯番組などのスケジュールがたくさん入ってきて、時間と体をそこに使うことが増えていくようになりました。そしてある日、突然、会社を首になったのです。

「会社の広報部長であるあなたが、会社をおろそかにするというのでは、他の社員にも示しがつかない」と。その出来事は、想像もしなかったことで、かなりショックを受けました。しかも、その時点では、次の本が出る予定もなかったからです。

「えっ? これで、すべてが終わり?」

会社を首になり、お先真っ暗な気分で、机の中のものを片付けていると、一本の電話が鳴ったのです。それは、編集長からのもので「いま、何しているの? 次の本を書かない?」というものでした。わたしは、その電話で「会社をたったいま、首になりました」というと。編集長は「じゃあ時間もできたなら、本が書けるよね」と言ったのです。

そのとき、わたしは「もう、上京するしかない!」と決心したのです。

ところが、当時のわたしには貯金もなく、所持金は9万円でした。3人の子どもたちを連れて上京した際には、すでに夫とも離婚しており、両親も早くに亡くしていました。東京に頼れる人脈もないまま、右も左もわからない世界に飛び込むという状態にいたわけです。女手ひとつで3人の子どもを養っていけるのか、ちゃんと食べていくことができるのか、さっぱりわかりませんでした。

しかし、作家デビューできたのは42歳のときだったので「このラストチャンスに人生をかけるしかない!」と、すべてを捨てて上京したのです。急いで家を探し、子どもたちの学校の転校手続きをし……。

その東京での初日の夜、寝ている子どもたちの様子を何気なく部屋に見にいくと、彼らは狭いひとつの部屋で、互いに寄り添い、体を折り曲げ重なり合い、みけんにしわを寄せて、なんとも辛そうな顔で寝ていたのです。

それを見たとき、とてもショックを受けたものです。「この子たちは、こんなに辛い顔をして寝ていたなんて。わたしの夢についてきたばかりに……」と。

その瞬間、こう思ったのです。

「もうわたしには成功する以外、生きる道は残されていない!」と。そして、「この東京で、成功できるのか・できないのかなどと、生ぬるいことを言って、失敗している暇など、ない!! もし、失敗したら、親子4人、露頭に迷うことになる!そんなことは、絶対にあってはけない! 子どもたちに誇りに思ってもらえる生き方をするしかない!自分の勝手で、子どもたちを連れてきた限り、絶対に成功して、豊かになるしかない。 “ママについてきてよかった”と、子どもたちに誇りに思ってもらえる生き方をして、ハッピー・エンドにするしかないんだ」と。

そして、心の中からこういう思いが自然と湧いてきたのです。

「絶対に、3年以内に成功し、億万長者になる! 子どもたちに、おなかいっぱいお肉を食べさせてやりたい。広い家に住ませてあげたい。世界の貧困家庭にいる子どもたちにも、寄付していきたい」と。

しかし、3年以内に億万長者になるにはどうしたらいいのか、わたしにはさっぱりわかりませんでした。しかしあるとき、100万部の本が売れたら、印税は1億円以上のお金になる、と編集長が教えてくれたのです。しかし100万部というのは、この業界では『まぐれの世界』とも言われているもの。

「ならば、10万部の本を10冊出すことはできないか?」と考えたとき、わたしの中で、なぜか「それなら、イケる!」と感じたのです。

ちなみに、この『イケる!』という感覚は、とても重要です。それこそが、ある意味、神様からの「幸運予告」でもあるからです。

そしてわたしは、その感覚を信じ、実行しようと決め、雑誌のごとくのペースで本を書き、結局、デビューした年は1年間に13冊の本を出し、自身のラジオ番組やトークCDも叶え、講演会やディナーショーなど、めいっぱい活動したのです。

そして2年目以降、毎年20冊以上の本を出していくことになり、気がついたら、3年以内の早い段階で、叶えたかった豊かさが叶っていたということになります。

こんなことをお伝えすると、「そんな、特殊な方法を言うな」という人もいるかもしれませんね。しかし、そうではありません。

ここでわたしは、特殊な方法を伝えたいのではなく、「望む程度」がどんなに大きなものであれ、それを本気で望み、決めたものに対して、熱く生きるのであれば、結果的に叶うことになると、お伝えしたいのです。

お金が豊かにするのではなく、心構えと生き方が、あなたを豊かにする

決めたことに対して、自分の力を惜しむことなく、注いでやるならば、目標は達成できるということです。

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