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[6/27〜7/3の運勢]7月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のさそり座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

たゆたうぽ

今週のさそり座は、意味の牢獄からするりと抜け出していこうとするような星回り。

『ただならぬ海月ぽ光追い抜くぽ』(田島健一)という句のごとし。掲句に何か分かりやすい記号的、ないし個人的意味を探そうとする人ほど、肩透かしを喰らうはず。「ただならぬ海月」はなんとか分かっても、その後の「ぽ」の意味をいくら考えても分からない。

ただそうであるにも関わらず、最後の「追い抜くぽ」まで来ると、なんとなくくちびるが勝手に覚えて、「ぽ」と繰り返したくなる。それこそが人間と人工知能の決定的な違いであり、掲句の狙いでもあるのでしょう。

あなたもまた、海に浮かぶクラゲのごとく、ただただこの世をたゆたうぽ。

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今週のいて座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

誤配と連結

今週のいて座は、何かを介した「連結」的な関わりに運ばれていくような星回り。

劇作家で歌人の寺山修司は、自叙伝『誰か故郷を思わざる』の中で父と過ごした数少ない記憶をたぐりつつ、よく2人でしていた「汽笛あそび」について次のように述べています。

「夜風の中で、汽笛がはっきりと方位をしめし、やがて凄まじい勢いで私たちの前を通りすぎてゆく。それはいわば汽車というよりは重い時間の量であった。そして、愛によってではなく思わず眼をつむってしまうような轟音と烈風の夜汽車によって、私と父とは「連結」されていたのだとも言える。」

あなたもまた、たまたま目の前に現われたものを介して、みずからの結んだ絆を再確認していくことでしょう。

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今週のやぎ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

世の物語を豊かに

今週のやぎ座は、人工知能には真似できないような創意を働かせていこうとするような星回り。

『西瓜太郎踊り出よと割てけり』(沼波瓊音)という句のごとし。

これまでも人間の想像力を介してたくさんの「〇〇太郎」が生まれてきては、世の中にあふれる物語の登場人物としてその役割を果たしてきたのであり、それは人間が想像力を失わない限り、これからもそうあり続けるはず。

あなたもまた、自由に想像力を働かせていくことで、この世の物語を豊かにしていく役回りに加担していくことでしょう。

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