10代や20代の頃に比べて、肌や体調に変化を感じることが増えてくる30代。毎日摂取することで、美容や健康に役立つ栄養素を7つ、ご紹介しています。
それぞれの栄養素の働きや、含まれる食品をまとめているため、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてくださいね!
30代以降は、体の内側からも「キレイ」を意識しよう!
痩せにくくなったり、10代や20代の頃とは違った体調の変化を感じることが増える、30代。
スキンケアや運動などももちろん大切ですが、体をつくるのは食べ物ですので、毎日摂る栄養素についても、意識すると良いかもしれません。
今回は、30代以降の女性が摂取すると良い栄養素についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
「毎日」摂取するのがおすすめ!栄養素7選
ビタミンC
美肌づくりに欠かせないことで知られる、ビタミンC。シミの原因となるメラニン色素の生成を防いだり、コラーゲンの合成をサポートすることで、美しい肌を保つ働きがあります。
また、ビタミンCはストレスによって消費されやすいといわれていますが、30代は育児や仕事などでストレスが溜まりやすい年齢かと思います。ビタミンCは水溶性ビタミンなので、こまめに摂取する必要があることからも、ぜひ毎日の食事に取り入れましょう。
含まれる食品
赤ピーマン、パプリカ、ブロッコリー、じゃがいも、さつまいも、レモン、キウイ、いちご、グレープフルーツ、柿 等
イソフラボン
イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをすることから、更年期の症状を和らげる働きがあることで知られていますよね。
更年期はまだまだだと思っているよりも、早い内からイソフラボンを摂取する習慣をつけておくのがおすすめ。食べ物は、薬と違って即効性はありませんが、日々の積み重ねが大事だからです。ぜひ30代のうちから、イソフラボンを摂取しておきましょう。
イソフラボンは他にも、肌の弾力を保つことで、シワやたるみ等の肌老化を改善する働きがあるのだそう。
さらに、血液中のコレステロールを減らす働きがあり、生活習慣病を予防する効果もあるといわれているため、さまざまな健康・美容効果を得ることができますよ。
含まれる食品
納豆、豆腐、豆乳、味噌、きな粉 等
ビタミンE
ビタミンEは、毛細血管を広げて血流を良くする働きがあるため、体の冷えや肩こりなどの症状を和らげる働きがあります。
また、血流が良くなることから、細胞の代謝も良くなり、美肌効果も得られるとされています。
さらに、ビタミンEは女性ホルモンの人の一種である黄体ホルモンの材料ですので、摂取することで更年期の症状を和らげるのにも役立つのだそう。
イソフラボンと同様、何かしら不調が出てきてから摂取するのではなく、早い内からインナーケアを意識することで、若々しい肌や体を維持することができます。
ビタミンCなど、抗酸化作用をもつ他の栄養素と組み合わせて摂取すると、相乗効果が得られるため、赤ピーマンやキウイなどと一緒に摂取してくださいね。
含まれる食品
アーモンド、ヘーゼルナッツ、かぼちゃ、卵、うなぎ 等
鉄
鉄は、貧血予防に役立つ栄養素としてよく知られているかと思います。鉄が不足すると、体の細胞が代謝をスムーズにおこなえないため、疲れやすくなったり、新陳代謝が低下してしまいます。
特に女性は、月経やダイエットで鉄が不足する人が多いため、毎日意識して摂取することをおすすめします。
また、鉄はビタミンCやクエン酸と一緒に摂取すると吸収率が上がるため、レモンやすだち、大根おろしなどと組み合わせて食べましょう。