少しずつ秋の気配が感じられるようになる8月末。より涼しくなったら、夏の疲れを癒すおいしいスイーツを探しに出かけませんか?ここでは、Instagramでレトロかつお洒落なカフェや喫茶店の投稿が人気のmiwa.さんが、関西でテイクアウトされた可愛らしくておいしいスイーツを4つご紹介します。
大人気洋菓子店が作る、ふわふわの羽が印象的なスワンケーキ
白鳥と黒鳥が仲良く並んだ、オブジェのような2つのケーキ。控えめにうつむいた姿勢とふわふわの羽が愛らしく、ずっと飾っておきたくなります。大阪の中崎町を中心に、懐かしい雰囲気の純喫茶や洋菓子店などを開いている「太陽の塔洋菓子店」のスワンケーキ・ブラン(白鳥)とノアール(黒鳥)です。
太陽の塔洋菓子店は、花柄などのパッケージが大人気のクッキー缶「タイヨウノカンカン」などを展開するお店とあって、ケーキも華やかでどこかノスタルジックのものがたくさん。こちらのスワンケーキは、たっぷりの苺とクリームを巻いたロールケーキに、メレンゲの羽と、チョコレートで作った頭を添えて白鳥にしてあります。胸元に輝くのは、ドレンチェリーのブローチです。
miwaさんは、4月にオープンした阪神百貨店(阪神梅田本店内)で購入したそう。「百貨店初出店の太陽の塔で可愛いスワンをゲット。食べるのがもったいないと思いながらも、ペロッといただいてしまいました」(miwaさん、以下同)
レトロなケーキを独自にアレンジしたたぬきケーキ
ぷっくりとした体と、丸い目で見上げる姿がなんとも可愛らしい「たぬきケーキ」。こちらも、上でご紹介した太陽の塔洋菓子店のもの。miwa.さんは、古民家を改装した「cafe太陽ノ塔 別館」で食べることができたそうです。
昭和に親しまれた、バタークリームをチョコレートでコーティングして作られる懐かしいケーキを、太陽の塔がアレンジ。頭に木の葉の代わりのアーモンドがちょこんと乗っているのも、クスッと笑ってしまうようなポイントです。
「たぬきケーキがカフェで食べられるなんてうれしい。小ぶりだけれど、凝ったつくりでとてもおいしかったです」
先代の味が守られ続ける、昔ながらのたぬきケーキ
同じたぬきケーキでも、こちらは耳も目も大きめ。兵庫県神戸市長田区で、伝統を大切にケーキを手作りする洋菓子店「パティスリー・ド・ロマン(以下 ロマン)」のたぬきケーキです。カップケーキが土台となっていて、そこにチョコレートが滴り落ちているのも手作りならでは。
生クリームのケーキが主流になり、たぬきケーキをなくしてしまうお店も多かったそうですが、ロマンでは先代のときから作り続けてきたのだとか。2代目が催事でこっそり隅に置くと、「懐かしい!」と反響が。SNSでも人気も高まり、今では遠方から買いに来る方もいる人気商品のひとつとなっています。
「可愛すぎて、横顔まで写真に撮ってしまいました!」
青森りんごの美味しさを閉じ込めたタルトタタンや焼きドーナツ
お祭りで見かけると気分が上がるりんご飴に、おしゃれなタルトタタンや焼きドーナツも。青森の農家さんたちが丹精込めて育てるりんごのおいしさを多くの人に届けようと、そのスイーツやジュースを作るブランド「あら、りんご。」のスイーツです。
兵庫県の神戸や大阪と、青森県内に店舗があり、お店によってラインナップが少しずつ異なります。miwa.さんがこのとき訪れたルクア大阪店には、ふわふわで優しい味わいが人気の「青森りんごの焼きドーナツ」のほか、青森りんごをじっくりキャラメリゼしたタルトタタンの小さめサイズ「プチタタン」などがあります。
「プチタタンなどをお持ち帰りしました。ちょうど良いサイズで食べやすいんです。初めて買ったドーナツも、すごくおいしくてびっくりしました。お土産や贈り物にもしたい!」
可愛くておいしいスイーツでリフレッシュを
可愛らしくておいしいスイーツがデザートにあると思うと元気が出て、仕事や勉強がある日もがんばれますよね。これから涼しくなってくれば、クリームやチョコレートがたっぷりのケーキなども持ち帰りやすくなります。リフレッシュにお出かけして、おいしいスイーツを入手してはいかがでしょうか?
今回おすすめを教えてくださったmiwa.さんは、ポリプロピレン製のPPバンドを編んだマルシェバッグをハンドメイドし、Creemaで販売されています。気になる方はそちらの記事もチェックしてみてください。
photo / miwa
miwa(@miwa_4eme)
レトロな雰囲気の喫茶店やカフェをはじめとしたお出かけの投稿が人気。そのお土産やお取り寄せのスイーツに合わせた器のセレクトもシック。Creemaにて「4EME」のブランド名で色鮮やかなハンドメイドのバッグを販売中です。