まだまだ残暑が厳しい9月。少しずつ秋の気配を感じ始める時期ですが、気温差も出始めてまだ身体が慣れない…そんな方も多いのではないでしょうか。季節の変わり目を元気に過ごすためにも、寝室インテリアを整えてしっかりと睡眠を取りたいですね。今回は、「心地いい眠りのための空間づくり」をご紹介します。
季節の変わり目は、より「ぐっすり」と眠りたい
より深く眠ることを「ぐっすり眠る」と表現しますが、猛暑で疲れた身体を癒し季節の変わり目を元気に過ごすために、しっかりと眠ることは大切なことですよね。少しずつ気温も下がり空気も乾き始める秋に向けて、インテリアも「心地いい眠り」を意識したものに変えていきましょう。
インテリアを整える前に、まず取りかかりたいのはモノを極力減らし、シンプルな空間にすること。寝室は、眠ることに集中できる環境にすることがポイントになります。
モノが溢れた寝室では、何だか落ち着かない…そう感じたことがある方は多いのでは。間取りや収納スペースの問題でどうしてもモノを減らせない場合は、目隠しカーテンやパーディションを置いてモノを隠すのもひとつの方法です。ただし、パーティションがベッドに向かって転倒しないようにしっかりと対策をしておきましょう。
それでは、よりぐっすりと、心地いい眠りための寝室インテリアのポイントをご紹介します。
心地いい眠りのための寝室インテリア4つのポイント
1:厚手のカーテンなどで外と内をしっかり分ける
ぐっすりと心地よく眠るためには、光はもちろん、音や冷気、熱気などを遮断し、「外と内をしっかりと分ける」ことが大切。写真のように、厚手、薄手のカーテンを二重にすることが基本です。
窓の形状によっては、こちらの部屋のようにカーテンとブラインドを組み合わせるのもよいですね。ブラインドは閉めたままでも光や風を通すことができます。
大きな掃き出し窓は、しっかりレースカーテンとドレープカーテンの二重に。ベッドファブリックと色合いを揃えれば、統一感のあるおしゃれな空間に仕上がります。派手な色柄を選ばず、アイボリーやベージュ、淡い無彩色など落ち着いた色合いのファブリックならよりリラックスできることでしょう。
2:照明器具にこだわる
ベッドサイドには、テーブルライトを置くのがおすすめ。眠る前は、目が覚めるような全体照明は消してテーブルライトだけで照らすと、落ち着いた雰囲気を演出できます。
テーブルライトを置く時には、点灯消灯がしやすく横になった時に直接光が目に入らない位置に配置することが大切です。手元照明も照射範囲の狭いものを選びましょう。
夜中に目が覚めた時のために、足元近くを照らす照明を用意しておくのもよいアイデア。ただ足を引っかけてつまづかないよう、通路には置かないようにしましょう。
こちらの写真のようにシェードが自然素材なら、柔らかな光が届きます。目にするだけでほっとできる雰囲気が素敵です。
3:心地よい香り、心地よい空気を意識する
眠る前にラベンダーの香りなど心が落ち着く香りで部屋を満たしておくことも、ぐっすり眠るためのコツです。こちらの部屋のように照明としても活躍する、ミストタイプのディフューザーを活用してみてはいかがでしょうか。
こちらは電気を使わないスティックタイプのルームフレグランス。デザインも素敵なので、寝室の片隅に置けば目にするだけで嬉しくなるようなコーナーになります。
寝室は、横になって深呼吸したくなるようなきれいな空気で満たしたいですね。換気をしておくことはもちろんですが、珪藻土やエコカラットなどを取り入れて常に空気を清浄にする工夫をしておくこともおすすめのアイデアです。