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[国際薬膳師が監修]お手軽!“薬膳ベジー鍋”「大根編」

アツアツのお鍋は冬の定番。そんないつものお鍋に「医食同源」の薬膳の知識を取り入れて、美容と健康をサポートしちゃいましょう。「薬膳というと、特別な食材を使うイメージがありますが、じつは、おなじみの食材に

saitaPULS編集部

【薬膳野菜】大根

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消化酵素が豊富な大根は、食べ物の消化を促します。脂肪やぜい肉が気になる人におすすめの“すっきり食材”。

「大根とごぼうと 牛肉のごまみそ鍋」大根×ごぼう×牛肉

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牛肉はカラダを動かす「気」を補う食材。おなかに停滞したものをスムーズに下ろしてくれる大根と、食物繊維たっぷりのごぼうを合わせているので、おなかすっきり効果も狙えます。

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ごぼうはピーラーで切ると簡単で味もしみやすい。

【材料】(3~4人分)
大根…1/2本
ごぼう…1本
牛肉(切り落とし)…300g
青じそ…20枚
A
水…5カップ
昆布…5㎝角1枚
酒…大さじ2
白すりごま…大さじ2
みそ

【作り方】
①鍋にAを入れておく。大根はピーラーでリボン状に削ぎ、ごぼうもピーラーで削いでささがきにする。青じそはせん切りにする。
②鍋にごぼうを加えて中火で熱し、煮立ったら大根を加える。ときどきアクを取りながら、ごぼうがやわらかくなるまで7~8分煮る。みそ大さじ6とすり白ごまを加えてよく溶き混ぜる。
③②に牛肉を加え、さっと煮たら火を止めて、青じそをのせる。

「里いもと きのこのみぞれ鍋」大根×里いも×きのこ

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【材料】(3~4人分)
大根おろし…2カップ
里いも…4個
しめじ…200g
まいたけ…150g
しいたけ…7~8枚
青ねぎ…4~5本
A
昆布だし汁…4カップ
酒…大さじ2
塩…小さじ1
しょうゆ、ポン酢しょうゆなど(好みで)…適量

【作り方】
①里いもは、ぬれた厚手のキッチンペーパーを巻き、そのうえからラップを巻いて、電子レンジ(600W)で3分30秒~4分加熱する。あら熱がとれるまでそのままおく。しめじとまいたけは、小房に分ける。しいたけはかさと軸に分け、軸は手で2~3等分に裂く。かさは好みで飾り切りを。青ねぎは小口切りにする。
②鍋にAときのこ類を入れて火にかけ、沸騰する直前で弱火にして10分ほど煮る。
③里いもは横3~4等分に切り分けて②に加え、やわらかくなるまで7~8分煮る。大根おろしをのせたら火を止め、青ねぎを散らす。器に取り分け、好みでしょうゆやポン酢しょうゆなどで食べる。

薬膳効果のある野菜を中心に3つの食材を組み合わせた、カンタン台所漢方。スーパーで手に入る食材ばかりなので、ぜひ作ってみて♪

【教えてくれたのは】
岡尾知子(おかお ともこ)さん
薬膳料理研究家。国際薬膳師。中国医学に基づく薬膳や漢方を学び、食べることで美容と健康を底上げする知恵を普及啓発している。HP「薬膳ノート」「ロータス薬膳教室」を主宰。

薬膳ノート

レシピ製作・調理/荒井直子 撮影/安井真喜子 スタイリング/伊藤美枝子

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