3. 「食物繊維を含む食品」を摂るようにする
よく噛んで食べるには、噛み応えのある食品を選ぶ必要がありますが、この「噛み応えのある食品」の一つに食物繊維を含む食品が挙げられます。
食物繊維は、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」とに分類されます。このうち水溶性食物繊維は、小腸での吸収速度が緩やかなので、血糖値の急上昇を抑制することができる上、満腹感を持続させる効果が得られると言われています。
水溶性食物繊維を含む食品として、「野菜」や「果物」、「海藻類」、「こんにゃく類」などが挙げられます。こういった食品を選ぶことで、自然とよく噛んで食べるようになり、満腹感が得られるようになると言えます。
一日に摂取すべき食物繊維の量
食物繊維の一日の目標摂取量は、成人女性で18g以上、成人男性で20g以上となります。ちなみにキャベツひと玉(約1000g)に含まれている食物繊維の量は、18gと言われています。
「食べなさすぎ」も太る原因に?!
食べすぎてしまうと、摂りすぎて余ってしまったエネルギーが「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄えられてしまうことになるので、太ってしまいます。
しかし、「食べなさすぎ」も却って脂肪がつきやすいカラダとなってしまうので、太る原因になってしまうと言えます。
食べなくなると、カラダにエネルギーが入って来なくなるので、カラダはエネルギーを作り出そうとします。その際、カラダは筋肉を分解してエネルギーを作り出すため、筋肉量が減少し基礎代謝の低下を招いてしまいます。
基礎代謝が低下してしまうということは、エネルギー消費量が減少してしまうということでもあるので、エネルギーが余りやすく脂肪が蓄積しやすくなってしまうと言えるのです。
「食べすぎてしまった…」という場合はどうすればよいか?
それでもつい「食べすぎてしまった…」という場合は、カラダを動かしてエネルギーを消費させるようにしましょう!
そのような場合に行っておきたい運動に関しては、【「食べ過ぎてしまった…」を「なかったこと」にする燃焼系エクササイズ】でお伝えしております。
「食事を楽しむ」とは、たくさんの量を食べるのではなく、よく味わって食べることではないかと考えます。食事を楽しみながら、“痩せボディ”を手に入れましょう!