ふとやってくる、気持ちの乱れ。感情を安定させるにはどうしたらいい?
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日常生活の中で、私たちが感じるストレスの種類はさまざまです。人間関係のトラブル、仕事の悩み、将来やお金の不安。または、原因不明のモヤモヤが突然襲ってくることも。
不安定な感情を穏やかにするには、なにを意識すればいいのでしょうか? 「心の揺らぎ」を落ち着かせるアイデアを、fumumu取材班が聞いてきました。
①なにもしない時間を…
「たまには、本当になにもしない時間を作るのがおすすめです。『なにもしない』というのは、本当になにもせずにぼんやりすること!
温かいお茶を飲んだり、ストレッチをしたり、リラックスするためになにかするのもナシで。今の時代、どうしても情報過多で頭がいっぱいになりがちだから。
ぼーっとしているだけで、少しずつ頭の中に余白が生まれるものですよ。なにもしない時間を数分だけでも作ると、私は頭の中がスッキリして気分がよくなります」(20代・女性)
②「そういう時期なんだ」
「気分の落ち込みは突然やってくるものだから、あまり深く考えないようにしています。原因がある場合もあれば、なんとなく調子が出ない日もあるし。
気分の波に常に全力で対応していたら、自分の身が持たないから。『あぁ、今は元気がない時期か』『ゆっくり休んだほうがいいタイミングなんだな』と、自分の状態をなるべくそのまま受け止めたほうがいい気がします。
無理に明るくしようとすると、その反動でさらに疲れてしまう可能性もありますからね」(30代・女性)
③言語化して理解する
「私は言葉で理解するタイプなので、心のモヤモヤを紙に書き出して気持ちを整理することが多いです。ストレスの原因が曖昧だと、どう処理していいかわからないから。
そのときの自分が感じている気持ちや、周りにされて嫌だったこと、未来への要望など、思いつくものはすべて書き出します。書くこと自体がストレス発散になるし、書いたものが視覚から入ってくることで、新しい解決策が見つかることもあって。
物事をひとつずつ理解していきたいタイプの人は、感情を言語化する方法が合っている気がします」(20代・女性)
気持ちが沈むタイミングは、生きていれば多々やってくるものです。
「今は元気がない時期なんだ」と冷静に受け止めるほうが、感情の波をフラットにできるかもしれないですね。