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注意。お見舞いに「持って行っちゃダメなもの」

お見舞いの定番「フルーツ」

お見舞といえば、フルーツのかご盛りなどをイメージする人もいると思います。しかし、フルーツの摂取を制限している病人もいます。また、フルーツを丸ごともらっても、カットしたり、むいたりしてくれる付き添いがいるのかも問題です。保存のため冷蔵庫も必要になるため、意外と考えものなのがフルーツ。病人が食べられるよう、果物店やデパートによってはカット・フルーツを置いているお店もあるので、そういうものがお見舞いには適していると思います。

お見舞いにきた人や付き添いの人、家族等に食べてもらう前提の食べ物

本人が食べられなくても、とりまく皆さんに食べてもらうことを前提に贈るのであれば、お菓子などはふさわしいかもしれません。しかしながら、病人を前に、本人抜きでお菓子を食べるのも考えもの。そのため相手の事情がわからなければ、避けたほうが無難です。

お金を贈る場合のマナー

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お見舞金の相場はこのようになっています。
・三親等以内親族……5,000円~10,000円
・知人・友人……3,000円~5,000円
・仕事関係……3,000円(複数で出す場合の上限)
・ご近所……3,000円~5,000円

あくまで目安なので、額については気持ち程度でもいいですが、相場の金額であっても、4,6,9(死・無・苦を連想させる)がつく金額はNGです。また金庫などがない場合は、1万円などの大きいお金を渡してしまうと、盗難などに気を配らなければならず、相手の負担になってしまうことを考慮しておきましょう。もしどうしても、相手に1万円を超える見舞金を贈りたい場合は、お見舞いにきた親族の方に預かってもらうなどして、相手の負担になることはできるだけ避けましょう。

お見舞い金を渡すときに注意すること

お見舞金について これらの場合は注意が必要です。

相手が目上の人の場合

相手が会社の上司などの場合は現金を避けたほうが賢明です。お見舞いに限らず、ほかのお祝いのときも目上の人に現金を贈るのは避けるべきとされています。

のし袋がふさわしくない

出産などの縁起のいい際は「蝶結び」、病気やケガなどで入院の場合は一度で縁を切るという意味合いで「結び切り」の水引にしましょう。まちがって贈ると、大変失礼なことになります。じゅうぶんに気をつけたいところです。

お見舞い金を渡すタイミング

入院した人の役に立ちたい、力になりたいという気持ちをあらわすお見舞い金ですが、現金であるため渡すタイミングも重要です。品物と異なり、帰り際に渡すのがよいタイミングだと言えます。お見舞いにきて、すぐに差し出されると受け取りにくいうえに、押しつけがましいと感じる場合もあると思います。

入院した病室を訪ねる際のマナー

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お見舞い時の服装

1.黒ずくめ

全身、黒では葬儀(死)を連想させ、不吉な服装となります。避けるべき服装です。

2.派手すぎる服装

人目を引くような華やかすぎる服装も病院には相応しくありません。目のやり場に困るような短すぎるスカートや、肌の露出が多い服も避けるべきです。

3.ヒールの靴、サンダルなど

病人は神経がとぎすまされているので、音にも気をつけたいもの。ヒールの靴はマナー違反ではありませんが、コツコツと足音が立ちやすく、廊下などに鳴りひびく場合があるので要注意。足音が立たない自信があれば履いてもいいと思います。また素足でサンダルを履くことも感心しません。病人に対してというより、何かと菌の多い病院をサンダルなど素足で歩くのは危険でもあります。

病室でのマナー

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1.小さい子どもの同行

小学校低学年以下の子どもは抵抗力も弱いため、風邪などを引きやすいため、風邪などのウイルスを病室に運んでしまうことがあります。術後で免疫機能などが弱っている人は、この風邪のウイルスひとつでも重大な結果をもたらすこともあるため、細心の注意が必要です。

2.香水や体臭などの、におい

病人は鼻も敏感になっているため、香水(トワレであっても)なども要注意。好みでない匂いならなおさら、気分が悪くなるでしょう。香水より気をつけたほうがいいのは、汗臭い匂いや不潔な匂い。自分自身の匂いチェックを済ませてから、お見舞いに行きましょう。

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