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[台湾現地レポ]台北で行きたい! レトロかわいい台湾のリノベスタバ4選

台湾では「星巴克(シンバークー)」と呼ばれ、親しまれているスターバックスコーヒー。いつもとちょっと違う体験ができるリージョナル ランドマーク ストア「特色門市(ターサーメンシー)」は特に人気です。中でも歴史ある建物をリノベーションした「舊建築門市(ジョウジェンジュウメンシー)」は、台湾らしい時間が過ごせるとっておきの場所。そんなリノベスタバから、台北にある4店舗をご紹介します。

人気観光地・大稻埕エリアにある:Starbucks保安門市

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観光地として知られる大稻埕エリアにある「Starbucks保安門市(スターバックス バオアンメンシー)」は、古き良き時代を感じさせる赤レンガのバロック建築が特徴的です。
ここはパイン缶の輸出業で財を成し、パイナップル王と呼ばれた富豪・葉金塗氏のかつての邸宅。日本統治時代の1926~29年に建設され、外壁にはパイナップルのレリーフや、当時の社名である「金泰亨商行」の「泰」の字、英名のロゴ「TB」が刻まれています。

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そんな歴史ある一画に立つストアとして、保安門市では地域文化を伝えるお手伝い――エリアガイドの役割も担っています。

スタバのコーヒー体験とエリア巡りを組み合わせたコミュニティガイドツアーの実施(現在はコロナ禍のため休止中。問い合わせは保安門市まで)や周辺スポットを記したマップの配布、また店内には外観をデザインした記念スタンプの設置もあり、観光客にもうれしいサービスがいっぱい! 旅の途中に立ち寄りたいストアです。

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バリスタによるハンドドリップSTARBUCKS RESERVE™ Colombia Pitalito NT$180

さらに保安門市は、台湾に24店舗ある「典藏咖啡體驗(ディエンツァン カーフェー ティーイェン)」スターバックス リザーブの1つでもあります。

1階のバーカウンターに座り、厳選された稀少なコーヒー豆を選んだら、バリスタが丁寧に淹れてくれるハンドドリップコーヒーを楽しみましょう。

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2、3階へ上がり、建物の歴史を感じながらいただくのもまた乙なもの。数名が集える個室風の空間もあり、ゆったりとした時間が楽しめます。そんな上階へはいったん店外へ出て(保安街側入口)、右手にある階段を利用します。ドアは手動なので、持ち運びの際には注意してくださいね。

■Starbucks保安門市(スターバックス バオアンメンシー)
住所:保安街11號
TEL:02‐2557‐8493
営業時間:7時~21時30分
定休日:無休
※特殊販売項目:スターバックスリザーブコーヒーStarbuck Reserve Coffee/ハンドドリップPour Over

いにしえお茶で今コーヒー:Starbucks重慶門市

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画像提供:Starbucks Coffee Taiwan

台北駅にほど近い場所に立つのが「Starbucks重慶門市(スターバックス チョンチンメンシー)です。

ここは日本とも関係の深い場所。というのも、日本のお茶屋さん「祇園辻利」の前身である「辻利茶舗」の3代目が1899年台湾に渡り、茶葉販売店を営んでいた建物なのです。

時を越え、時代が変わった今、お茶からコーヒーへと姿こそ変わりましたが、人々ののどを潤す立ち位置と当時の外観はほぼそのまま。時代を感じるリノベスタバとして、多くの人に親しまれています。

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そしてここ重慶門市は、文化と芸術をテーマにした台湾で最初のスタバでもあります。1階こそ普通のスタバと変わりありませんが、2階、3階へと上がるほどに重厚な趣きが。広々とした空間と高い天井、さらに大きな窓があり、古き建造物の風格と開放感が味わえます。

座席の種類もさまざま。カウンターやソファ、ハイチェア……さらに窓の外を眺めることのできるテーブルや建物の死角に作られた個室風のスペースなど、お好みの場所、お好みのスタイルでくつろげるのもポイントです。早朝や夜間は比較的空いているので静かに過ごせるはず。お気に入りのスタバドリンクを手にのんびりしませんか?

■Starbucks重慶門市(スターバックス チョンチンメンシー)
住所:重慶南路一段104號
TEL:02‐2371‐3336
営業時間:日~木曜 7~21時(金・土曜 ~22時)
定休日:無休

レンガ×木造のやすらぎあふれる:Starbucks漢中門市

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若者でにぎわう西門町の中心にあるのが、クラシカルなレンガ造りの「Starbucks漢中門市(スターバックス ハンヂョンメンシー)」です。赤レンガの外観に対し、内部は木造。そのせいか上階へ足を踏み入れると、木のぬくもり感じる空間に心が落ち着きます。使われている木材は心なしか赤みを帯びているのも、台湾らしさを意識したカラーリングのようです。

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台湾のレトロスタバ1号店であるここは、歴史的建物としては比較的新しい1982年に、救国団(青少年教育団体)の学習センター「蓮苑」として建てられました。設計は台湾の著名建築家・登琨艷氏らによるもの。天井へと続く吹き抜け、そこを貫く柱が特徴的なデザインで、当時の建築雑誌で受賞したほど。

そんな建物のよさは、イートインスペースである2階へ足を運んでこそ感じられます。明るく、開かれた落ち着きのある空間は、コーヒーを飲みながら1人まったりするのにも、友と語らうにも最適です。座席数が多いのもうれしい限り。観光の途中に立ち寄りたいレトロスタバの1つです。

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漢中印象馬克杯NT$550(14oz)

また、台湾限定のオリジナルマグカップも比較的種類豊富に取り扱っています。漢中門市限定商品はもちろん、主に該当店舗のみで販売される地方限定ものにも、運がよければ出合えるかも。探しているグッズがある方は要チェックですよ。

観光としても訪れたい史跡:Starbucks 艋舺門市

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画像提供:Starbucks Coffee Taiwan

歴史ある龍山寺エリアの一画にあるのが「Starbucks艋舺門市(スターバックス モンジャーメンシー)」です。古い町並みの中でもひときわ目を引くここは、地元の名士であった林氏の邸宅をリノベーションしたもの。台北市の史跡にも指定されています。

建物の完成は日本統治時代の1935年。台湾の伝統様式のみならず、日本や西洋のスタイルを取り入れた設計で、当時「紅毛樓」と呼ばれていたとか。入口の両開きのドアや階段の手摺りは、その頃のまま残されています。

4階建ての建物のうちスタバは1~2階に。1階にはバーカウンターを設け、ハンドドリップで丁寧に淹れられたコーヒーが味わえます。台湾茶ならポットでサーブされるから、なんだか茶藝館気分に! 台湾っぽさを感じられますよ。

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画像提供:Starbucks Coffee Taiwan

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