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就寝前10分で変わる! “腸やせストレッチ”で冷え知らずに

就寝前の“腸やせストレッチ”でお腹まわりの血流をアップ。

冬の腸の不調の一番の原因は冷え。特に女性は筋肉量が少ないので冷えやすく、血流が滞ることで内臓機能が低下し、結果、脂肪もつきやすい。

「内臓の周りを覆い、血液を循環させる働きを補っているのも筋肉。お腹に温かい血液を送り込むには股関節まわりを動かしたり伸ばすなどのストレッチが有効。ただ、運動不足の人がいきなりストレッチをするとケガをする危険が」(整体師・田中千哉さん)

そこで、運動不足の人でもできる、就寝前の“腸やせストレッチ”を考案してもらった。準備運動から仕上げのマッサージまで約10分で終了。

「横隔膜の動きが腸を刺激してくれるので、ストレッチをしながらしっかり呼吸をすれば、痩せ効果も上がります」

ではさっそく“腸やせストレッチ”のやり方をご紹介!

四つん這いお尻くるくる(左右10周ずつ)

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四つん這いになる。膝を股関節の真下、両手首を肩の真下に置き、指は開く。腰が反らないよう頭頂から尾骨まで一直線。目線は斜め前。ゆっくりした呼吸に合わせ、尾骨を中心に円を描くようにお尻だけを回す。下になった時はお腹を引き込み、上になった時には腰を反りすぎない。

四つん這い脚引き込み(左右10回ずつ)

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息を吐きながらゆっくり背中を丸め、片膝をお腹に引き込む。つま先は直角のまま、目線はおへそ。息を吸いながら、膝を直角に曲げたままゆっくり後ろに伸ばす。目線は斜め前。お腹の力を抜かず、腰を反らせない。膝を引き込む時はお腹を、後ろに伸ばす時にはお尻を意識する。

あぐら骨盤回し(左右10周ずつ)

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骨盤を床に対して垂直になるように立て、頭頂までまっすぐなイメージであぐらをかく。背筋を伸ばして、骨盤から背中全体をゆっくり大きく回す。前方は息を吸いながら胸を開いて、後方は息を吐きながらおへそを引き込み背を丸くして回す。

あぐらひねり(左右5呼吸ずつ)

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背筋を伸ばして息を吸い、吐きながら体を右後方にひねる。お腹、胸、頭の順にゆっくりひねる。左手は右膝、右手はお尻の脇に置く。そのまま瞼を閉じ、ゆっくり5回呼吸。ひねったお腹の隙間や背中まで呼吸が届くイメージで。息を吸いながら正面に戻り瞼を開ける。

ひねりマッサージ(左右交互に10往復)

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背筋を伸ばし、体を右側にひねる。体を正面に戻しながら、左手で右わき腹の後ろから腸を前に持ってくるようにお腹をさする。手で圧を加える際、お腹をへこませる意識で。呼吸は自然に。左側も同様に、左右交互にゆっくりと繰り返す。

最後に、始めの「四つん這いお尻くるくる」を再度行うと、お腹まわりが緩んでいるのを実感できます!

田中千哉さん 「for.R整体院」院長。整体師、カイロプラクター。腸で全身を整える「腸セラピー」を考案。

※『anan』2019年2月6日号より。写真・小笠原真紀 モデル・坪井ミサト 取材、文・板倉ミキコ

(by anan編集部)

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