家計を守るママにとって、ものの値上げは気になるところでしょう。食品や日用品など生活に必要なものとなれば頭の痛い問題です。ママスタコミュニティのあるママも、上手な買い物の方法を知りたいそうで、こんな質問がありました。
『食品の値上げがすごいね。スーパーに行ってきたけれど、今後もさらに上がるの? 買い物のお金は何で調整する? 肉魚野菜、主食、牛乳など最低限のものは必要だし。やっぱり果物を削るかなあ』
買い物に行くと、食品が値上がりしていて驚いてしまうこともあります。総務省が公表した「2020年基準 消費者物価指数 全国 2022年(令和4年)9月分」によると、食料の物価指数は前年同月比4.2%の上昇、そのうち生鮮食品の指数も前年同月比1.9%の上昇となりました。じわじわと上がる物価に、他のママたちも悲鳴を上げているようです。
参考:総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国 2022年(令和4年)9月分」
食品の値上げはキツイ……
『私もこの前スーパーに行ってビックリしたよ。感覚的に2〜3割上がっているよね』
『ちょっと買い物して、え!? と思う金額になるよ。大変だよね……』
『お酒も値上がりするのが辛すぎる。いやいや嗜好品じゃん我慢しろよという感じだけれど、子どもを寝かしつけた後の唯一のご褒美なのよ』
普段利用しているスーパーでも値上げラッシュのようです。これまでと同じ感覚で買い物をしていると、お会計時の支払い額に驚いてしまうこともあるでしょう。自分へのご褒美デザートさえ躊躇してしまいますね。
頭の痛い値上げラッシュにママがやっている工夫とは?
嗜好品を買わないようにする
『やっぱり嗜好品を削るしかないよね。果物とかお菓子とか』
『削るとしたらお菓子や果実、ちょっと贅沢していた調味料とか。いろいろと品質を落とさないとなー』
『自分のお菓子をあまり買わないことにした』
お菓子や果物などを控えるとの意見もありました。肉や魚、お米などを優先し、それ以外を削る工夫をしているママもいました。食品の中で優先度をつけて、何を節約するか決めるようです。
食品以外を我慢する
『食費はあまり削りたくないから、趣味のものを削るしかないな』
『食費は削りたくないから、子ども服や自分の服をあまり買わないようにする』
また家計全体で考えて、食費は減らさずに、趣味や洋服など、他のものを節約するのもアリでしょう。
値下げされたものを買う
『果物などはおつとめ品かなー』
『パン、お肉は割引シールのものを購入』
賞味期限が近い食品は値下げされることもあります。例えば夕方になると割引のシールが貼られることがありますよね。賞味期限内に食べれば問題ないので、それらの商品を買うのも手です。
『PB商品に頼る。今まで食べていたメーカーと違ったりするけれど、そこは我慢』
また会社が独自に作るPB商品(プライベートブランドの商品)もありますね。買いやすい価格が設定されていることが多く、節約にもなりそうです。
まとめ買いをする
『安いときに買いだめだよね。賞味期限が長いものだけだけれど』
スーパーなどで、特売のタイミングを狙って、まとめ買いをするのも良いでしょう。ただし賞味期限が短いものでは食べきれないこともあるので、レトルト食品や冷凍食品など賞味期限が長いものを選ぶようにしたいですね。
利用するお店を変える
『お菓子は、薬局の方が安いからそこで買う。50円も違っていることもある』
『なるべくJAや道の駅で野菜を買うようにしているよ』
『今までそんなに気にしないでいつも同じ店だったけれど、物によってはお店を変えるようになった』
お店によって商品の値段が違うこともあるので、安く売っているお店で買うようにしているママもいます。それぞれのお店で何が安いのかをチェックしていれば、お得に買い物もできそうです。ただわざわざ時間をかけて買いに行ったり、交通費をかけたりすると本末転倒。ママたちの時間や手間なども考えて利用していくことも大切でしょう。