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寝る前の“熟睡ヨガ”習慣。自律神経をととのえ、肉体も神経もリラックスしてぐっすり眠れる!

忙しい毎日だからこそ、次の日に疲れを残さないためにも質の良い睡眠時間を確保することが重要です。とはいえ「眠りが浅い」「いつも寝つきが悪い」といったお悩みを抱えている方も多いはず。今回は、ふとんで簡単にできるヨガポーズをご紹介します!

あなたはよく眠れていますか?

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「良い睡眠を取れていますか?」と聞かれたとき、自分の睡眠の質が良いのか悪いのか判断するのが難しいと感じる人もいるはず。まずは、あなたの日々の睡眠をチェックしてみましょう。
ここ1ヶ月あたりの睡眠に関して、以下に一つでも当てはまる項目がある場合は、睡眠の質が悪くなっている可能性が考えられます。

・前よりも布団に入ってから眠るまでに時間がかかるようになった
・悪夢で目が覚めてしまうことがあった
・夢を見ることで起きた時に疲れを感じる
・夜中に何度も起きてしまう(トイレの後すぐ眠れる場合は除く)
・寝汗を大量にかく(着替えが必要なくらい)

当てはまる項目の状態が数ヶ月に一度であれば、そこまで深刻な問題ではないかもしれません。しかし日常的にこれらの不快感や悩みを感じている場合は、何らかの対処が必要となってきます。

眠りの質が悪いとどうなる?

日常的に「眠りが浅い」「何度も夜中に起きてしまう」など、睡眠の質が低下した状態が続くと、記憶力・集中力・判断力が低下して日常生活に支障をきたす可能性が大きくなります。
また夜にきちんと睡眠を取れない状態が続くと、昼間に突発的な睡魔に襲われる、一日中頭がぼーっとしてしまうなんてことも……。

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とくに、日常的に自動車を運転する機会が多い人は注意が必要。睡眠の質低下によって集中力と判断力が低下し、最悪の場合事故を引き起こす可能性もないわけではありません。
さらに「よく眠れない」という事実が自身の精神的なストレスとなり、ひどい場合にはうつ病など精神疾患を引き起こすケースもあります。

睡眠の質=自律神経が整っているかどうか

自律神経は心と身体を活発にしてくれる「交感神経」、反対に落ち着かせてくれる「副交感神経」のバランスによって保たれています。睡眠の質が悪化している人は、もれなくこの交感神経と副交感神経のバランスを崩しているケースが多いもの。

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今回ご紹介するヨガポーズは自律神経を整え、肉体も神経もリラックスさせてくれる効果が期待できます。

良い睡眠へと導く「糸通しのポーズ」のやり方

ステップ1

より良くポーズを取るための四つ這いの作り方

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・肩の真下に手首、腰の真下に膝がくるようにセットする
・手の幅は肩幅に、膝の幅は腰幅にセットする

ステップ2

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1.四つ這いの状態からスタート
2.右手を横から天井方向へ持ち上げる
3.できるだけ、左手と右手が一直線になるように胸を開いておく
4.持ち上げた右手を、膝と手首の間を糸を通すように潜らせる
5.通した右手はなるべく遠くへ伸ばす
6.ポーズをキープしたまま、5~6回深呼吸をする
7.1〜6を左手でもおこなう

床側の肩に体重を集めるようにして優しく圧をかけ、肩甲骨周りに伸びを感じることができるとポーズが上手に取れている証拠です。背骨のツイスト(捻れている感覚)を感じながら、ゆったり呼吸してみてください。

ポイント

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「ストレッチ感が物足りない」「心地よさを感じない」という人は、顔の前に着いている手を頭頂の方へ伸ばしてみましょう。画像のように指先を立てて床を押さえるようにすると、さらにストレッチ感が強く感じられます。

まとめ

自律神経が整うことは睡眠の質を上げてくれるだけでなく、心身の不調を改善へ導いてくれます。ぜひ今夜から糸通しのポーズを実践してみてください!

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