クリスマスが近づくにつれてワクワク気分を高めてくれるのが、街中で見られるイルミネーションではないでしょうか。各地の公園や商業施設などで、辺りがキラキラとした光で彩られる特別なイベントが始まっています。今回は都内を中心に、関東周辺のおすすめスポットを6つご紹介。お出かけの際に足を伸ばしてみませんか。
<渋谷>青く染まったケヤキ並木の下で散歩を
木々が青白く輝き、ファンタジーの世界に迷い込んだよう…。こんな光景が見られるのは、渋谷公園通りの「青の洞窟 SHIBUYA」。渋谷駅からすぐの西武渋谷店辺りから、代々木公園のケヤキ並木通りまでの約800mが青いイルミネーションで飾られています。以前、11月下旬からクリスマスまでの期間に行われてきた人気のイベントが3年ぶりに復活し、12月8日(木)からスタートしました。
日が沈み、濃紺になった空の下、ずっと先まで続くケヤキの木々が青白い光を放つ道はなんとも幻想的。別世界に生まれ変わったような渋谷の街で、ゆったりと散歩を楽しんでください。
青の洞窟 SHIBUYA
期間:2022年12月8日(木)~25日(日)
点灯時間:17:00~22:00
※雨天等、諸般の事情により、点灯時間や実施内容は変更となる可能性があります。
場所:代々木公園ケヤキ並木通り、渋谷公園通り(西武渋谷店周辺~渋谷区役所周辺まで)
<押上>温かな光が灯るマーケットでビールや軽食に舌鼓
トナカイとサンタクロースが屋根の上を歩く、楽しげな小屋が連なるのは、東京スカイツリータウン内の「ソラマチ・クリスマスマーケット2022」。こちらも3年ぶりに開かれているイベントです。4階のスカイアリーナに、ドイツのクリスマスマーケットに実際に出店されるようなヒュッテ(小屋)が出現。目の前の通路を歩けば、クリスマスのヨーロッパを訪れた気分が味わえます。
温かな光に包まれたマーケットでは、ビールはもちろん、さまざまな食べ物やスイーツも販売。園内のクリスマスツリーをはじめとしたイルミネーションや、空に向かって伸びるスカイツリーを眺めながら、食べ歩きを楽しんではいかがでしょうか。
ソラマチ・クリスマスマーケット2022
期間:2022年11月18日(金)~ 12月25日(日)
時間:11:00~22:00(L.O. 21:00)
場所:東京スカイツリータウン4階 スカイアリーナ
<恵比寿>きらびやかなシャンデリアを片目にショッピング
驚くほど大きなシャンデリアが登場しているのは、恵比寿ガーデンプレイス。フランスのクリスタルブランド・バカラ社による世界最大級のシャンデリアが広場を灯す、クリスマス恒例イベントです。高さ約5m、幅約3m、ライト総数250灯のシャンデリアが放つ光はなんとも優美。周りを取り囲むブラックのアルミ製ショーケースがその美しさを一層引き立てます。
シャンデリアが飾られている1月初旬までの期間には、最新のAR技術を体験できる「Through the Lens」などが行われ、敷地全体のイルミネーションは2月まで続きます。冬のお買い物や映画鑑賞の際は、ぜひシャンデリアやイルミネーションもゆっくり眺めて過ごしてください。
Baccarat ETERNAL LIGHTS-歓びのかたち-
期間:2022年11月12日(土)~2023年1月9日(月祝)
時間:11:00~23:00
「バカラシャンデリア」光の演出は17:00より30分毎に1回実施(最終23:00)
場所:恵比寿ガーデンプレイス センター広場
※「Through the Lens」などについてはサイトにて詳細をご確認ください。
<銀座>光と影に包まれる江戸切子イルミネーション
東急プラザ銀座で行われているのは、欧米のイルミネーションとはちょっと異なるライトアップです。江戸の硝子加工技術と西洋のカット技術が融合して生まれたといわれる「江戸切子」をモチーフにしたインスタレーション、「KIRIKO LIGHTS CHRISTMAS 伝統と革新」が展開されています。
江戸切子をモチーフにしたツリーがいくつも設置され、照明に照らされることで、壁や床にもその模様が出現。照明の位置が移動するため、光と影が交錯し、辺りの模様が常に変わっていくのがおもしろいところ。その空間の中に入ることも可能で、光によるアートを体感することができます。
期間中はインスタレーション会場以外の場所にも江戸切子をモチーフにした装飾が施されており、一段と華やかな雰囲気になっています。是非この機会に、特別な東急プラザ銀座を訪れてみてはいかがでしょうか。
KIRIKO LIGHTS CHRISTMAS 伝統と革新
期間:2022年11月18日(金)~12月25日(日)
時間:点灯 9:30~23:00/開放 期間中の月~土曜日11:00~19:00
場所:東急プラザ銀座
<横浜>色とりどりの光で照らされた街でピアノ演奏も
東京から一歩出た横浜の街も、イルミネーションに包まれています。全長約1.5kmにも渡るエリアが、自然エネルギーで発電されたLEDライトで照らされる「ヨコハマミライト2022~みらいを照らす、光のまち~」です。
すぐ後ろに横浜港を望むみなとみらい歩道橋やクイーンズパークなど、好況のスペースから商業施設までがブルーやシャンパンゴールド、ウォームホワイトなどの光でいっぱいに。おしゃれな横浜の街がより一層華やかになり、寒空の下でもいっぱい歩き回れてしまいそう。
このイベントは今年で5周年を迎えました。それを記念し、グランモール公園内の「美術の広場」にはストリートピアノが登場。色とりどりの光に包まれたステージで自ら演奏したり、街ゆく人の演奏を聴いたりして過ごすことができます。
ヨコハマミライト2022~みらいを照らす、光のまち~
期間:2022年11月10日(木)~2023年2月12日(日)
点灯時間:16:00~23:00
※さくら通りは、22:00まで(一部エリアは点灯時間が変更となる可能性がございます)
※2022年12月10日(土)は、点灯時間を一部24:00まで延長予定
場所: 「横浜駅東口」から「さくら通り」(はまみらいウォーク、みなとみらい歩道橋、53街区、グランモール公園、帆船日本丸、さくら通り)
<伊豆>宝石が輝く!宝島のようなイルミネーション
休日に、ちょっと遠出して非日常を楽しみたい方もいるのではないでしょうか。そんな方へのおすすめは、東京から新幹線と在来線で2時間程の場所にある、自然とアトラクションがいっぱいの遊園地「伊豆ぐらんぱる公園」。広大な敷地内がイルミネーションで彩られる「伊豆高原グランイルミ~8th SEASON~」が始まっています。
今季は新たに「宝島area」が誕生。大きなダイヤのリングや、そびえ立つ勇者の剣などのランタンに、大人もワクワクすること間違いなし。そのほかにも、光輝く花々に包まれる「薔薇の園area」や、ライトアップされた恐竜の棲むエリアをゴーカートで滑走する「Dino Age Kart」など、街中とは一味違うイルミネーションが豊富です。来年8月まで実施しているので、年内に行くのが難しい方も、今後の旅の計画に加えてみてはいかがでしょうか。
伊豆高原グランイルミ~8th SEASON~
期間:2022年12月1日~2023年1月3日
時間:16時30分~21時30分(最終入園受付20:45)
※時期により営業日及び時間の変動あり。詳細はサイトにてご確認ください。
場所:伊豆ぐらんぱる公園