年末年始の帰省の手土産や新年の挨拶に選びたい、縁起の良い和菓子。紅白に包まれた豆菓子や、今年の干支である兎をモチーフにしたおまんじゅう、福がぎっしり詰まった富貴寄(ふきよせ)など、バラエティ豊かにセレクトしました。お正月ならではの華やかなお菓子で、新しく始まる2023年に福を招き入れましょう。
紅白に包まれた縁起の良い豆菓子「開運」
まずは縁起がよさそうな意味が込められた和菓子を3種。
こちらは、創業六十余年の豆菓子舗・大阪屋製菓が世界に向けて発信するプレミアム豆菓子店「umami nuts(ウマミナッツ)」の豆菓子「開運」。ドライいちごの甘酸っぱさが、黒糖やナッツのリッチなコクと絶妙なバランスを演出します。縁起の良い紅白の包み紙に包まれた、まさに運が開けていきそうなリッチなお菓子。特別なギフトに選んでみてはいかがでしょうか。
umami nuts
【秋冬限定】開運kaiun
8,888円(税込)
5匹それぞれに個性がある「招福猫子まんじゅう」
和菓子屋の隣の路地裏で暮らす野良猫たちをイメージしたという、「稲豊園(とうほうえん)」の「招福猫子まんじゅう」。とら猫は黒糖生地×小豆粒あん、白猫はプレーン生地×クリームチーズあん、ロシアンブルーは黒ごま生地×小豆こしあんなど、5匹の猫子(ねこ)たちにそれぞれ個性を持たせるために、皮生地も中のあんも全て異なっているそうです。招き猫などにもあるように、福を呼ぶイメージがある猫。そんな縁起の良いモチーフのおまんじゅうは、きっと新年に福を運んでくれることでしょう。一匹ずつすべて手作業で作られているため、形や表情や柄が少しずつ違うのも愛おしいですね。
稲豊園
招福猫子まんじゅう
1,500円(税込)~
平安時代の新年の儀式がルーツとも言われる「花びら餅」
平安時代の宮中での長寿を願う新年の儀式がルーツだとも言われている「花びら餅」。中央に挟んでいる牛蒡は「家の土台」や「長寿」を意味していて、とても縁起が良いお菓子です。稲豊園の花びら餅は、薄密で煮た牛蒡と、刻んだ柚子が入った味噌あん、そして柔らかい餅生地の組み合わせが絶妙。正月限定商品なので、新年の集まりへの手土産にぜひどうぞ。
稲豊園
花びら餅
320円(税込)~
期間限定パッケージが可愛い、老舗「とらや」の羊羹
ここからは2023年の干支である兎をモチーフにした和菓子をご紹介します。
こちらは、由緒ある老舗和菓子屋「とらや」の小形羊羹5本セット。干支の卯に合わせた期間限定の化粧箱が目を引きます。そこに込められているのは、元気に駆け回る兎のように明るく弾むような新年をお迎えしてほしいという想い。新春に、少しずつ近付いてくる春を思わせるピンク色のパッケージを贈れば、きっとみんな笑顔になるはずです。
とらや
干支小形羊羹5本入 兎柄化粧箱
1,620円(税込)
※1月中旬までの販売(無くなり次第終了)
所狭しと福が詰まった「開運干支缶」
明治時代から五代にわたって続いている「銀座 菊廼舎(ぎんざきくのや)」の「冨貴寄 開運干支缶」。中央には二羽の兎をあしらった麩焼きが置かれ、その周りには、鯛や招き猫などを象った新春にふさわしい打ち物、きらきらつやめく金平糖などが所狭しと敷き詰められています。大切な人へ感謝を込めて「福」をお届けできる富貴寄です。
銀座 菊廼舎
冨貴寄 開運干支缶
1,998円(税込)
兎の焼き印にふっと心が緩むどら焼き「千なり」
1634年創業の老舗「御菓子所 両口屋是清」からも、干支の卯をモチーフとしたお菓子が登場。こちらは、ふわふわとしたカステラ風の生地にあんをたっぷり挟んだ人気のどら焼き「千なり」に、兎の焼印を押した限定品。小豆粒あんのやさしい甘さと、兎のかわいらしい表情の焼き印に、多くの人が幸せな気分になれるはず。
御菓子所 両口屋是清
干支千なり 卯
5個入り
918円(税込)
※店頭で1月5日(木)までの販売予定
飛躍の年の予感を届ける「干支羊羹『卯』」
お次も御菓子所 両口屋是清の干支のお菓子。春風が吹く野原で遊ぶ白い兎を、寒天で作られる錦玉羹(きんぎょくかん)や煉羊羹などで表現した「干支羊羹『卯』」です。ふわりと浮かび上がる白い兎のシルエットは、これから大きく飛び跳ねようとしているよう。かわいらしいだけではなく、飛躍の年を予感させる、兎年にふさわしい一品。
御菓子所 両口屋是清
干支羊羹『卯』
<半棹> 972円(税込)
1箱<半棹2本入> 1,944円(税込)
※1月上旬までの販売予定