なにも穿いてないような驚きの開放感！？話題のふんどしショーツ感動レビュー

身体によいと言われる「ふんどし」が気になりつつも、身に着けたことはないという方もいるのではないでしょうか。今回、ふんどしのよさを取り入れた「ふんどしショーツ」を展開する「Sheepeace（シーピース）」のアイテムを実際に試してみました。その驚きの穿き心地、ご紹介します。

身体を締め付けない。ふんどしをベースにしたショーツ

「ふんどしは健康によい」という話を耳にしたことがある方も多いはず。それでも、通常のショーツと比べると頼りなげなあの形にちょっと不安や抵抗があり、実際に使えてはいない方が大半なのではないでしょうか。筆者もその1人だったのですが、試してみたいと思えるものに出会いました。

それが「ふんどしショーツ」。女性の生物学的・身体的なケアとともに、心の内面もサポートすることを目指すインナーウェアブランド「Sheepeace（シーピース）」の看板商品といえるアイテムです。ふんどしの開放感ある作りはそのままに、ショーツに近い形に作られています。

ふんどしの形のショーツは、脚の付け根あたりの鼠径部（そけいぶ）を締め付けるゴムがなく、軽い着け心地。そのため、下半身のむくみや冷えのほか、ムレや黒ずみ、便秘などの原因にもなる血行不良を防ぐことができるそうです。

実際、Sheepeaceの創業者の奥様が長年冷え性・むくみに長年悩まされていたところ、ふんどしを穿いて寝てみると、数日で嘘のように解消したのだとか。それがきっかけとなり、ふんどしをベースにした締め付けのないインナーを展開するブランドを立ち上げたのだそう。

身に着けやすそうなふんどしショーツの形と、そうしたブランドの想いに惹かれ、私もついに手にしてみました。

柔らかく包み込まれるふんどしショーツ「Mocco」

私が試したのは「Mocco（もっこ）」。Sheepeaceのふんどしショーツの「スクエア型」と「ラウンド型」のうち、スクエア型にあたる一枚です。最初は、これが「ショーツ…？」と思ってしまう不思議な形に少し戸惑いましたが、脚を通してみるとびっくり。

国産ダブルガーゼの柔らかい生地がクシュッと波打ち、自然とショーツのような形になって身体を包み込んでくれます。ウエストのゴムもきつくはなく、ずり落ちてくることもないちょうどよいフィット感。身体の中心あたりが覆われている安心感はあるのに、締め付けられる部分がほぼないので、驚くほど楽なのです。

通気性がよいので、秋から冬の外出時はちょっと心もとないかもしれませんが、寝るときや家でのんびりしたいときは快適に過ごせます。
私は冷え性で、部屋の中でもお腹がスースーしないか心配でしたが、上に服を着るので問題なし。むしろ、お風呂上りにどんどん冷えてきてしまう足先が、このMoccoを穿いている日はそれほど気にならないような…。これが、締め付けがないふんどしショーツの効果なのかもしれません

私が試したMoccoのショーツは、ウエストにゴムが付いた、脱ぎ履きのしやすいデイリータイプ。ほかに、股上が深めなすっぽりタイプ（写真左）と浅めのローライズタイプ（写真右）があり、両方ともウエストが紐で縛る形なので、自分にとって心地よい履き心地に調節できます。カラーは7色あり、手持ちのブラジャーなどのインナーと合わせやすいカラーが見つかりそう。

Mocco（もっこ）
タイプ：デイリー／すっぽり／ローライズ
カラー：ブラック／カーキ／ネイビー／サックス／ラベンダー／ピンク／レッド
各2,200円（税込）