せっかくお洗濯をしたのに、「汚れが残っている」「嫌なニオイがする」というお悩みはありませんか?諦めていたそのお悩みは、正しくお洗濯ができていないことが原因かもしれません。正しいお洗濯の仕方を知って、毎日のお洗濯を「面倒くさい時間」から「スッキリできる時間」に変えてみませんか?ちょっとした工夫で、汚れ落ち・仕上がりが格段に変わるので、明日からのお洗濯がきっと楽しくなるはずです♪
正しいお洗濯の手順を知ろう!
洗濯の始まりは仕分けから
洗濯機にかける前からお洗濯は始まります。
仕分けの際に注意すべきポイントは、雑菌の繁殖を防ぐということです。
通気性の良いカゴを使い、濡れているものは乾かしましょう。
デリケートな衣類は、衣類の大きさに合わせた洗濯ネットに、1枚ずつ入れます
洗濯機に入れる量は7~8分目が目安
お洗濯の際、衣類をどのくらい洗濯機に入れていますか?
一度に洗い終えたい!と衣類を詰め込む方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、衣類の量が多すぎると洗濯機の中で洗濯物が洗濯水に浸からず、水流や回転も作用しないため、汚れをしっかりと落とすことができません。
衣類同士の摩擦も大きくなるため、シワや生地ダメージの原因にもなります。
一度に洗濯機に入れる衣類の量は7~8分目までを上限にしてください。
洗濯物の量が多い時には、水位を高水位に変えるのもおすすめです!
ドラム式は、上部にこぶし2つくらいの隙間が空く量が適量の目安です
縦型は、洗濯槽の7~8割が適量の目安です
すすぎの回数は最低でも2回
洗濯機の中で衣類は、衣類から出た「汚れ」と「洗剤」が混ざった汚染水の中に浸かっています。
雑巾をバケツですすぐ時をイメージしてみてください。
一度すすいだだけでは、雑巾の汚れをすすぎ切れず、何度か綺麗な水に入れ替えすすぐことで、しっかりと汚れが落ちていきますよね。
洗濯機でのすすぎもそれと同じ原理です。しっかりと衣類をすすぐことで衣類から汚れを取り除き、清潔に保つことができます。
最近は、「すすぎ1回でOK」という洗剤も市販されていますが、その場合でも必ずすすぎは2回以上をお勧めします。
特にお肌の弱い方や、赤ちゃんのいるご家庭では、しっかりとすすぐことで衣類に洗剤成分と汚れを残さないことがとても大切です。
衣類のニオイやくすみが気になる方は、洗剤を変える前にまず、すすぎの回数を増やすことをお試しください。
酷い汚れの時には、注水すすぎがおすすめです
洗濯が終わったらすぐに干す
洗濯が終わった衣類を洗濯機に入れっぱなしにしていると雑菌が繁殖し、嫌なニオイの原因となってしまいます。
洗濯が終わった後はすぐに洗濯機から出し、干すようにしましょう。
天日干しは、紫外線による殺菌効果も期待できます
洗濯物を干す際は、衣類が重なり合わないよう、最低でもこぶし1つ分の間隔をあけ、風が通りやすいように干すのがポイントです!
洗濯後は、洗濯槽のカビ繁殖を防止するため、洗濯機のフタを開けて換気をしたり、槽乾燥機能を利用し、洗濯槽内の湿度を下げるようにしましょう。
嫌なニオイを防ぐために大切なのは、風の通り道を作り、早く乾かすことです
綿や麻のようにシワになりやすい衣類は、アイロンがけをしてから干すのが◎