いまピークを迎えている花粉症。“ある食べ物”には花粉症の予防に効果があるそうで…。
14日放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系)では、花粉症治療について特集。
番組司会を務めるお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんが、花粉症予防に効果がある食べ物を知り、驚きの声をあげています。
■「赤シソ」に注目
いまピークを迎えている花粉症。同放送では花粉症患者個人に合わせた薬を開発している広島大学大学院・総合生命科学研究科・河本正次教授が登場し、花粉症治療の最前線について語りました。
そこで、アレルギー炎症を鎮める効果を期待していま研究を進めている食品として紹介されたのが「赤シソ」。一見イメージがしづらいかもしれませんが、赤シソは梅干しの色付けや、ふりかけのゆかりに使用されているそう。
赤シソの葉は、漢方薬では「蘇葉(そよう)」という名前で処方されており、抗アレルギーや炎症効果があることが分かっています。
■アトピー・スギ花粉・アナフィラキシー予防に効果アリ
アトピー性皮膚炎が自然発生してしまうマウスを使った実験では、通常食のマウスはかゆみ、耳の腫れ、皮膚の乾燥といった症状が見られたものの、赤シソ含有食(5%)を食べたマウスには上記の症状が見られず、アトピーの進展が抑制。このことから赤シソには予防効果があることが判明しました。
さらに赤シソには、アトピーだけではなく、スギ花粉やアナフィラキシーにおいても症状を抑える効果があったといいます。
■「赤シソによく行きついたな」
この結果にゲストは「すごいな、赤シソ」と驚き。
しかし河本教授によると、5%となるとかなりの量で、これら全てを赤シソの葉で取るのは難しいため、今後考えられるのはサプリでの摂取ということが明かされます。そして、薬とは違う予防的観点での試みであることを説明しました。
最後に感想を聞かれたカズレーザーさんは「いやぁすごいっすね。やっぱり赤シソによく行きついたなっていうのはびっくりしましたね」と驚きを隠せない様子見せています。