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[そのまま寝落ちしてもいい]寝る前1分!胸と股関節まわりがゆるむ枕を使った安眠ポーズ

寝る前にひとつでも簡単なヨガポーズをすることで、心が落ち着きながら体もほぐれて眠りにつきやすくなります。枕を使ったポーズで胸をやさしく開いて呼吸を深めながら、硬さの気になる股関節まわりもゆるめていきましょう。ベッドの中でできるのでそのまま寝落ちしてもOKです。

スッと眠れるようになるには?

自然にスッと眠れるようになるには、体にある余計な力み、緊張感や硬さをできるだけ取り除くことが大切です。寝る前のヨガは、入浴で身体がほどよく温まっているので、体をほぐすには良いタイミングです。そして、体だけではなく、心も同じように緊張感が少ない状態にあることも安眠の大切なポイント。一日の終わりには、それまで心身を活動モードにさせていた交感神経の働きを徐々に抑え、副交感神経の働きをうながしていくことで、自然な眠りへとつながっていきます。

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Photo by Jude Infantini on Unsplash

つまり感や硬さを感じやすい股関節まわりをほぐして体がゆるみ、胸が自然と開いて呼吸が深まり、副交感神経が徐々に活性化してリラックスモードに入りやすくなる「仰向けの合せきのポーズ」は、寝る前におすすめのヨガポーズのひとつです。枕を使った楽な体勢で、気持ち良さを味わいながら行ってみましょう。

仰向けの合せきのポーズ

枕を使った仰向けの合せきのポーズ

ポーズの主な効果

● 枕の高さで胸が自然に開き、猫背など姿勢の崩れで縮こまった胸がほぐれて、呼吸が深まりやすくなる
● 内もも(内転筋)がやさしくストレッチされ、つながっている股関節の硬さをやわらげる
● 脚の付け根周辺の硬くなった筋肉がゆるみ、骨盤の血行が促進される。

やり方

1)枕を縦向きに置き、その上に上半身をのせて仰向けになって両膝を立てる。両腕は胴体から少し離れたところに置いて手のひらを上に向け、胸がゆるやかに開いた体勢をつくる

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Photo by Kayoko Yoshida

2)足の裏同士を合わせて両膝を横に開く。合わせた足は会陰に近すぎない程度の場所に。股関節が無理なく開いて、内ももが気持ちよく伸びる場所を選ぶ。あごは上がりすぎないように、軽くのどの方へひく。息を吸う時肋骨がゆるやかに広がっていき、息を吐く時に胸とお腹、股関節まわりがゆるんでいく様子を感じる。膝を外に開くと股関節がつらく感じる時は、太ももの下にクッションなどをそえてサポートする

会陰
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Photo by Kayoko Yoshida

3)終わったら両手を使って両膝を合わせ、開いた股関節を閉じる。そのまま両膝を胸に抱きかかえて体を左右に揺らしたり、両方の膝で円を描くように動いて腰回りをゆるめる

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