家事に育児に追われるなかママにとって、夜、子どもが寝たあとは、ひと息つける大切な時間ではないでしょうか。ある日のママスタコミュニティにこんな投稿がありました。
『子どもが夜に寝てくれるようになった! テレビを見たり映画を見たり、自分だけのひとり時間を楽しめる!』
夜中の授乳や子どもを寝かしつけているうちにママも寝落ちしてしまうなど、乳幼児期の子どもがいるママは夜もゆっくりできないことが多々あることでしょう。子どもが寝てくれるようになったママがやっと手にした夜の自由なひとり時間! 投稿者さんの喜びがあふれていますね。そして投稿者さんからはこんなリクエストが出されました。
『オススメの夜食を教えてほしい! 子どもがいつ起きるかわからないのでめん類や手間のかかるものは避けたい。チョコレートやスナック菓子の買い置きはある。ほかにどんなものを食べていますか?』
このリクエストにママたちから、オススメの夜食が次々と寄せられました。
手間ナシならコレ!
『スイーツならプリンやヨーグルト。個包装されたバームクーヘンとか』
『ナッツと小魚をポリポリしているところ』
『果物かな。みかんとかバナナとか切らなくて済むもの』
『作り置きのおかずがたくさんあるから、それをつまんでいる』
『キャラメリゼされたアーモンド。6Pチーズ。残りご飯でちっちゃいオニギリ』
夜食を食べながら、まったりと夜のひとり時間を楽しむママたち。お供は調理いらずの食べ物のようですね。パッケージを開けたり、冷蔵庫から出したりすればすぐ食べられるのがポイント。子どもの寝息を確認しながら、ササッと準備を済ませているママたちの様子が目に浮かぶようです。
お湯を注ぐだけ、レンチンするだけ
『冷凍パスタ。今は冷凍食品もけっこうおいしい』
『カップスープ。春雨スープ』
『冷凍食品のたこ焼き、焼きおにぎり、グラタン、ドリアとか。楽チンだよ』
『ピザトーストやホットケーキ。たくさん作ったときに冷凍しておけば、いつでも食べられる』
お湯を注ぐだけのインスタント食品、みそ汁やラスクやパンが入ったスープを勧めてくれたママもいました。また冷凍食品は種類が豊富ですし、お気に入りのものを見つけたら買い置きしておけるのも便利ですよね。さらに自分で作ったものを冷凍しておけば、味付けも具材も自分好みにできますから、夜のひとり時間がより楽しみになりそうです。
おいしいものが食べたい!ちょっとの手間なら惜しまない
『ミネストローネ。野菜ばっかりで体にいいし、罪悪感ない』
『冷凍うどんをレンチンして混ぜるだけみたいなスープの素を入れる。もしも子どもが起きちゃって時間が経ってしまっても、カップラーメンほどダメージはないよ』
『レンチンしたバナナとオートミールを混ぜて焼く簡単クッキー』
『油揚げにチーズをのせてトースターで焼く。お好みで七味唐辛子としょう油をかける』
『モヤシかキャベツだけでとんぺい焼き。キャベツで作るなら千切りにして炒める。フライパンの端にまとめ溶き卵を流し込んだら、キャベツを包み込むように巻く。お好みソースとマヨネーズをかけて食べる』
『ご飯さえあればお粥。ゆかりとかシャケフレークとかトッピングして食べる。お腹にも優しいよ』
こちらのママたちは、多少の手間をかけてもおいしいものを食べたいとのこと。簡単レシピとはいえ食欲をそそられるものばかり。また汁物を夜食にしているママからは、夕ご飯の汁物を多めに作っておいて夜食にすると手間が省けるとのコメントも。さまざまな工夫をして、おいしいものを食べゆっくりとひとり時間を過ごしたいですね。
夜遅くに食事をする場合の注意点
夜食のオススメがずらりと並んだコメントですが、なかには「太りそう」「がっつり食べると後悔する」など健康面を心配するコメントもありました。夜遅くに食べると、食事からとったエネルギーが消費されにくいので、余分なエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなるのだそう。しかしせっかくのひとり時間ですから、おいしいものを食べたいですよね。
農林水産省のホームページには、夜遅くに食事をするときの注意点が紹介されています。「できるだけ低脂肪な食品を選ぶ」「消化の良い食品を選ぶ」「よく噛んで食べる」など、市販の食品を買う場合も、栄養成分表示を参考にしてエネルギーや脂質が少なめのものを選ぶようにするといいそうです。
参考:農林水産省 みんなの食育 「夜遅く食事をとるときは」