西日本編
④背割堤(京都府)
約220本のソメイヨシノが作る「桜のトンネル」は、言葉を失うほどの大迫力。ゆるくカーブを描く堤防は、奥行きのあるダイナミックな写真が撮れると人気のスポットです。
2017年にオープンした「さくらであい館」の展望塔から見える景色も必見。長く続く背割堤の桜を一望できると話題沸騰中です。
背割堤地区(せわりていちく)
所在地:京都府八幡市八幡在応寺地先
見頃:4月上旬
背割堤さくらまつり:3月30日~4月7日
⑤吉野山(奈良県)
濃淡のピンクで彩られた、他にはない美しさに息を呑む吉野山の桜。千本の桜が一望できるような、「一目千本」の豪華な景色はここでしか味わえません。山の麓から頂にかけて順に開花するので、長期間桜を楽しめるのも魅力。
遠景が美しいとされる吉野山の桜ですが、ダイナミックさを味わうなら、木の側で下から見上げることをオススメします。高く伸びる枝から降り注ぐ桜は、繊細ながら、みなぎる力強さに感動を覚えます。
吉野山(よしのやま)
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山
見頃:4月初旬~下旬
⑥海津大崎(滋賀県)
湖と桜の美しさが同時に楽しめる海津大崎。こちらも「日本のさくら名所100選」に選ばれています。琵琶湖の岸を約4kmにわたり、約800本のソメイヨシノが囲みます。
琵琶湖の青い水面に映る淡い桜色、そして山の緑とのコントラストは、他では見ることのできない華麗さ。風に揺られて水面に散る桜吹雪も見事です。
海津大崎(かいづおおさき)
所在地:滋賀県高島市マキノ町海津
見頃:4月中旬
⑦正寿院(京都府)
冒頭でご紹介した写真の名所がこちら。ハート型の窓が可愛すぎる!と、女子に大人気です。昼間の淡い色味も綺麗ですが、ライトアップされた魅惑的な景色も見逃せません。
夜間のライトアップは予約制。今年は4月5日からのスタートです。ぜひ、足を運んでみてくださいね。
正寿院(しょうじゅいん)
所在地:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
電話:0774-88-3601
見頃:3月下旬~4月上旬