べースメイクは一般的に考えられている以上に、その人の見た目年齢に大きな影響を及ぼします。ツヤ肌か、マット肌か。メイクの便利さや単なる好みで決めてしまってはいませんか? このベースメイクの質感が見た目にどう影響するのか、また自分に合う質感の見分け方、今っぽいベースメイクのコツを紹介します。
|ツヤ肌とマット肌でどう変わる?
一般的にマット肌は落ち着いた印象。大人っぽく表情を見せてくれます。一方、ツヤ肌は肌のみずみずしさが強調されるので、どちらかと言うと可愛げな印象。どちらも間違いなくきれいなのですが、自分の魅力をよりいかしてくれる質感を選ぶことで、見た目の年齢が大きく変化してしまいます。
▲マット肌は大人っぽく落ち着いた印象
▲ツヤ肌は肌のみずみずしさが強調されてキュートな雰囲気
自分に似合う肌の質感を選択することが大切なのはわかったところで、ではどうやってそれを判断すればいいのでしょうか。
・フォーシーズン分類
最もわかりやすいのが、フォーシーズン分類での判断。フォーシーズン分類は、肌、髪、瞳の色などといったものから判断するパーソナルカラーによって、スプリング、サマー、オータム、ウィンタータイプへと分類していくものです。
そしてスプリングとウィンタータイプの人はツヤ肌、サマーとオータムタイプの人はマット肌が似合うとされています。
・顔の骨格タイプ
額、頬、顎など、顔の曲線が丸く出ているか、もしくはその辺りの曲線が少なめでシャープなラインなのか。これらの顔の骨格タイプによっても肌の質感の似合う、似合わないを判断することができます。
前者はツヤ肌、後者はマット肌。この顔の骨格は、キュート系、クール系といった言葉にも置き換えることもできます。
|“今っぽい”ツヤ肌とマット肌の特徴
ひとえにツヤ肌、マット肌といっても流行があります。“今っぽい”ツヤ肌とマット肌とはどのようなものなのでしょうか。
ツヤ肌のツヤ感は全体的に出すのではなくポイントを押さえてミニマムにするのがポイント。ひと昔前の水光肌ブームの時のようにツヤ感たっぷりのクッションファンデを顔全体に塗るのではなく、ややツヤ感のある抑え気味のファンデーションをベースに塗ったら、ハイライトスティック等を鼻筋、目尻のCライン、上唇の山、額に塗ってツヤ感を出していきます。
一方マット肌はマットな質感のファンデーションを顔全体に塗ったら、細かいラメの入ったフェイスパウダーを最後にはたくことで“セミマット”肌に仕上げるのが今っぽい印象にするポイントです。
自分の顔をしっかり分析して、好みではなく何が似合うかでベースメイクを選択すると、新たな魅力が開花するはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。<text:kanacasper(カナキャスパ)>