順次開業が進んでいる、神奈川県横浜市にある複合商業施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」。5つのゾーンに分かれ、2023年2月にA、Bゾーン、4月にDゾーンが開業しました。多彩な空間を有する新スポットの楽しみ方を紹介します。
相鉄本線・星川駅~天王町駅間の高架下に整備が進められ、2023年2月から一部エリアが開業している複合商業施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」(神奈川県横浜市保土ヶ谷区)。ショップやレストランはもちろん、コワーキングスペースなど、多彩な空間を有しています。
2023年から順次開業「星天qlay」の楽しみ方
星天qlay(ホシテンクレイ)エリアマップ(提供画像)
星天qlayは、相鉄本線の星川駅~天王町駅間の鉄道高架化により創出された複合施設です。コンセプトは「生きかたを、遊ぶまち」。施設名称の「q」はplayの「p」の1つ先のアルファベットであるとともに、pの反対側を向いた文字。従来の価値観から脱し、まだ見ぬ1つ先の未来、遊びを目指す、という意味が込められています。
「lay(レイ)」は英語で、生み出す、一生懸命取り組むなど、さまざまな意味をもっています。また、同音のクレイ(clay)は英語で「粘土」。水を加えると姿を変え、どんな形にも変化する素材であることから、この星天(=星川・天王町)から、どこまでも自由な創造性が生まれていくように、という意味が込められています。
2023年4月に開業した「Dゾーン」
施設は全長約1.4キロメートルのエリアをA、B、C、D、Eからなる5つのゾーンに分けて開発され、2023年2月に駐車場があるAゾーン、Bゾーン、4月にDゾーンが開業しました。この記事では、ショップ、カフェ・レストランが展開するBゾーン、Dゾーンについて「星天qlay」の楽しみ方とともに紹介します。
1.カフェでゆったりくつろぐ
星天qlayの開発にあたり周辺住民へのアンケートを行った結果、「ゆっくり過ごせるカフェや飲食店があるとうれしい」との声が上がったとのこと。その声を反映し、ゆったりとした空間のカフェ、レストランが出店しています。
■カフェスペースを併設した「ミサキドーナツ」(Bゾーン)
「ミサキドーナツ」はカフェスペースを併設
Bゾーン1階には、人気の三浦市三崎発祥のドーナツ専門店「ミサキドーナツ」がオープン。星天qlay店にはカフェスペースが設けられており、オリジナリティあふれるドーナツをゆっくりと楽しむことができます。サンドなど同店だけのフードメニューも見逃せません。
「ピスタチオ」(税込352円、イートイン価格)はドーナツの中に濃厚でなめらかなピスタチオカスタードが隠れていておすすめ。コーヒー(税込479円、イートイン価格)※ドリンクはドーナツとセットで100円引き
■こだわりのドリンクやスイーツが美味「ROBERT'S COFFEE」(Dゾーン)
「ROBERT'S COFFEE」の外観。相鉄線 天王町駅 YBP口から徒歩3分
Dゾーンには北欧カフェ「ROBERT'S COFFEE(ロバーツコーヒー)」が神奈川初出店。ロバート・パウリグ氏によって創業され、フィンランド国内で最も多くの店舗を展開するコーヒーショップで、日本には埼玉・メッツァビレッジ(ムーミンバレーパーク)、東京・麻布十番に出店しています。
テーブル席やボックス席、カウンター席、ソファ席など席数は約70席
フィンランドで焙煎した直輸入のコーヒー豆を使ったドリップコーヒー、フィンランドのレシピをそのまま再現したシナモンロール、フィンランドで修業したジェラートマスターが作るフレッシュジェラートなど、こだわりのドリンクやスイーツ、フードを提供しています。
日替わりランチメニュー<BLTサンドウィッチ ※本日のスープ、サラダ、ドリンク付き、11:00~14:00>(税込1430円)
大きめのカップに入った、ロバーツコーヒーならではの浅煎りコーヒーを楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。
■「タリーズコーヒー」(Bゾーン)、「UNION SEAFOOD CAFE」(Bゾーン)も
このほか飲食店は、カフェ「タリーズコーヒー」(Bゾーン2階)、イタリアンレストラン「UNION SEAFOOD CAFE」(Bゾーン1階)があります。
カフェ「タリーズコーヒー星天qlay店」は全64席で、テーブル席やカウンター席、ソファ席など多彩な席を用意。壁面に展示されている昭和の時代の星川駅舎や古い車両の写真をお見逃しなく
イタリアンレストラン「UNION SEAFOOD CAFE」はランチタイムのパンブッフェが大人気。ディナータイムはオイスターバー&イタリアンとしてにぎわっています