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大切な人との時間、過ごせていますか?青春物語から大人の愛まで!7月の新作映画をピックアップ

エンタメ

7月公開!注目の映画3本をご紹介

©2023『1秒先の彼』製作委員会
©2023『1秒先の彼』製作委員会

7月公開の映画は、大切な人との時間について考えさせられる作品が盛りだくさん。今回は、クスッと笑えるラブストーリー、思春期の複雑な感情を思い起こさせる物語、さらに大人の愛やエロをテーマにした作品と、幅広いジャンルの3本をピックアップします。

『1秒先の彼』7月7日(金)公開

タイミングが合わないふたりの“時差”ラブストーリー

©2023『1秒先の彼』製作委員会
©2023『1秒先の彼』製作委員会

何をするにも1秒早い「ハジメ」と、何でも1秒遅い「レイカ」。“絶対にタイミングが合わないふたり”それぞれの視点で描かれる“時差”ラブストーリー。第57回台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』が、男女のキャラクター設定を反転&舞台を京都に移し、新たに生まれ変わります。ハジメ役は映画『ドライブ・マイ・カー 』で世界中のから熱い視線をあびた岡田将生さん。口が悪く“残念なイケメン”なのになぜか愛おしいキャラクターを演じます。レイカ役は2022年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞するなど、勢いのある若手実力派・清原果耶さん。頼りなげながらも芯のある優しさが滲み出る演技に注目です。

©2023『1秒先の彼』製作委員会
©2023『1秒先の彼』製作委員会

他にも、荒川良々さん、羽野晶紀さん、加藤雅也さん、福室莉音さん、片山友希さん、しみけんさん、笑福亭笑瓶さんなど超豪華すぎるキャスト陣が集結!監督は『リンダ リンダ リンダ』 『天然コケッコー』『苦役列車』などの作品が国内外で高く評価される山下敦弘さん。脚本は、唯一無二のユーモアセンスとキャラクター造形で、数々のヒット作を世に送り出してきた宮藤官九郎さんです。「社会」や「普通」の枠からちょっとはみ出してしまう人々に温かな眼差しを向けてきたふたりが、不器用なキャラクターたちが織りなす「愛」と「時間」の物語をユーモアたっぷりに描きあげます。

あらすじ

©2023『1秒先の彼』製作委員会
©2023『1秒先の彼』製作委員会

郵便局の窓口で働くハジメ(岡田将生)は、記念写真では必ず目をつむり、漫才を見て笑うタイミングも人より早い、「何をするにもとにかく1秒早い男」。路上ミュージシャンの桜子(福室莉音)に恋に落ちたハジメは花火大会デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった! 秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくる、「何でも1秒遅い大学7回生」のレイカ(清原果耶)のようで…。

©2023『1秒先の彼』製作委員会
©2023『1秒先の彼』製作委員会

ハジメとレイカのふたりの異なる視点から描かれる、「消えた1日」をめぐる物語。慌ただしく生きてきたハジメがいつの間にか失くしてしまった「大切なもの」とは?レイカが毎日郵便局にやってくるワケは?その秘密が解き明かされていくなかで、後半に様々な伏線が回収されていく爽快感がたまらない!

予告編をチェック!

キャスト・概要

岡田将生 清原果耶 荒川良々 福室莉音 片山友希 加藤雅也 羽野晶紀 ほか

公開日:7月7日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:山下敦弘 脚本:宮藤官九郎 
原作:『1秒先の彼女』(チェン・ユーシュン)
製作:『1秒先の彼』製作委員会
制作プロダクション:マッチポイント
製作幹事・配給:ビターズ・エンド

『1秒先の彼』

『CLOSE/クロース』7月14日(金)公開

美しい映像とともに描く「後悔」と「孤独」

© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022

第75回カンヌ国際映画祭で「観客が最も泣いた映画」(BBC.com)と称され、グランプリを受賞したベルギー・オランダ・フランス制作の本作。13歳のレオとレミは大親友だが、親密すぎるあまりクラスメイトにからかわれたことをきっかけにレオはレミを避けるようになり、さらには喧嘩に発展。ふたりの心の距離ができてしまったまま、レミとの突然の別れが訪れる…。色鮮やかな花畑や田園を舞台に、無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描いた物語です。

© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022

監督を務めるのは、前作『Girl/ガール』で第71回カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞し、鮮烈なデビューを飾ったルーカス・ドン。長編2作目となる本作では、学校という社会の縮図に直面した10代前半に、自身が抱いた葛藤や不安な想いを綴る思春期への旅の始まりを瑞々しく繊細に描きます。主人公・レオと幼馴染のレミを演じるのは、本作で俳優デビューとなるエデン・ダンブリンとグスタフ・ドゥ・ワエル。子供でもなく大人でもない10代特有の揺れ動く心情を表現します。

あらすじ

© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022

花き農家の息子のレオ(エデン・ダンブリン)と幼馴染のレミ(グスタフ・ドゥ・ワエル)は、24時間365日ともに時間を過ごしてきた親友以上で兄弟のような関係。13歳になり同じ中学に入学した2人。入学初日、ぴったりとくっついて座る2人を見たクラスメイトに「付き合ってるの?」と聞かれる。「親友だから当然だ」とむきになるレオ。その後もいじられるレオは、徐々にレミから距離を置くようになってしまう。

© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022

ある朝、レミを避けるように一人で登校するレオ。毎日一緒に登下校をしていたにも関わらず、自分を置いて先に登校したことに傷つくレミ。ふたりはその場で大喧嘩に。その後、レミを気にかけるレオだったが、仲直りすることができず時間だけが過ぎていったある日、課外授業にレミの姿はなかった。心ここにあらずのレオは、授業の終わりに衝撃的な事実を告げられる。それは、レミとの突然の別れだった。移ろいゆく季節のなか、自責の念にかられるレオは、誰にも打ち明けられない想いを抱えていた…。

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