毎朝、テレビの天気予報をみていると、だんだんと「夏日」とか「朝は涼しくても日中は」という言葉を目にするようになってきました。いよいよさっぱりしたひんやりスイーツが嬉しい季節になりましたね。そんな汗ばむ季節におすすめで、根強いファンが多い老舗果物屋さん生まれのゼリーをご紹介します。
果物専門の老舗「京橋千疋屋」で愛されるゼリー
創業1881年の果物専門の老舗京橋千疋屋」は。店舗を訪れると普段よく見て親しみのある果物でも驚くほどの違いを感じます。プロの目利きで選ばれた果物たちは、見た目にも美しく、姿勢を正しているかのような誇りと気品さえ感じます。特別な場面や大切な方に果物を贈る際には、「ここなら安心、間違いないよね」と絶対的な信頼があります。
京橋千疋屋は関東に店舗を構えていますが、私の実家がある兵庫の果物好きの母に、東京在住の知人から贈り物として頂いたりしていました。私たち家族にとっても、京橋千疋屋は「間違いのない果物」という代名詞となっています。
その京橋千疋屋さんの果物を丸ごと使っているのが「自家製くりぬきゼリー」。ある日、母が食事が思うように進まない時に、その方から「このゼリーなら食べられるかもしれない。うちの東京の父も食欲が落ちた時に、ここのグレープフルーツのゼリーなら一つ食べられた」と教えてもらったのがきっかけです。。それ以来、私自身もこのゼリーに夢中になってしまいました。
蓋の部分を絞ってさらに香りをプラスするのがおすすめ
グレープフルーツとオレンジ、それぞれの果実の魅力を最大限に楽しめるこのゼリーは、見た目も丸ごと果物そのものです。
食べる時には、蓋の部分の中に残っている果汁を絞って食べるのがおすすめ。これが香りを一層引き立てて、手についた香りにまで癒されてしまいます。
我が家では私はオレンジ、主人はグレープフルーツがお気に入りです。甘くてまるでジュースを飲んでいるかのような濃厚さと少しもっちりした食感の味わいが魅力のオレンジ、そしてフレッシュで苦味まで爽やかなぷるんとしたグレープフルーツ。。
そしてもうひとつのポイントが、老舗の果物自体も楽しめること。ゼリーだけじゃなく果肉そのものが底の方に少し入っていますし、皮に絶妙に残された果肉や薄皮もぜひ残さずに食べていただきたいと思います。
我が家ではその部分を食べる時にはお互いに無言になり、夢中で食べていてハッとお互い顔を見て笑い合いました。スプーンは先がキザキザしたフルーツ用のスプーンが食べやすくておすすめです。
贈る際にはお店オリジナルのスプーンとフォークが一緒になった使い捨ての「木製スポーク」がありますので、合わせて贈るのも良いと思います。
ゼリーが美味しいのはもちろんですが、この部分を食べると「あー、似たようなデザートはあるけれどさすが唯一無二だな」と思える、果物の質の高さを感じることができます。完全受注で作られるというのも、果物のフレッシュさをできるだけそのまま届けたいというお店のこだわりです。
つい最近、我が家でもお取り寄せをして楽しみ、そして実家の父にも贈り喜んで食べてもらえました。
これからの暑い季節、喉越しも爽やかで、喜ばれること間違いなしです。果物好きな方にはもちろん、どんな年代の方にも愛され、改まったシーンや目上の方にも安心してお贈りできるギフトスイーツのひとつとして、京橋千疋屋の「自家製くりぬきゼリー」をおすすめします。