リビングは、家族が集まり団らんすることの多い場所ではないでしょうか。そんなリビングの特徴を見ると、お金を貯めることが得意かどうかを確認することもできるんですよ。ここでは「お金を貯めることが得意な人のリビングの特徴」についてご紹介します。
お金が貯まる人のリビングの特徴とは
家族が集まりやすいリビングには、各家庭での習慣やクセが現れやすいものです。なかでも「お金を貯めることが得意な人」のリビングには、どのような特徴があると思いますか?
ここでは、「お金を貯めることが得意な人のリビングの特徴」を紹介しますので、一緒に確認していきましょう。
(1)見えている壁の面積が広い
「お金を貯めることが得意な人」というのは、必要以上のモノは所有しない傾向にあります。
そのため、リビングという広い面積の空間であっても、置いてあるモノの数は少なめであることが多いものです。なおかつ、置いてあるモノが少ないということは、見える壁の面積も広めであるということです。
反対に、モノが多い人のリビングは、家具も多くなりがちなので、見える壁の面積もいつの間にか狭くなっていることが多いものです。
家具が多い人というのは、家具を購入するお金が必要なだけでなく、買い替えをしなければならない家具も多いということになります。したがって、家具に使うお金が高くなりやすく、お金が貯まりにくくなるということもできます。
買い替える対象になる家具が必要以上に多すぎるリビングにならないように気をつけるだけで、支出を抑えることにもつながりますよ。
(2)リビングの四隅がスッキリしている
「捨てるのはもったいないから、とりあえずとっておこう」と、「とりあえず」で所有しているものが、いつのまにかリビング四隅に積みあがってしまっているという人はいませんか?
ほこりをかぶったまま積みあがった雑誌、子どもの成長とともに全く使わなくなった子どものオモチャなどが、リビングの四隅になんとなく積みあがったまま何年も放置してしまう人もいますが、このような人は、「いる・いらないを判断することが苦手」ということもできます。
また、「いつか片づけよう」と思いながらも、なかなか行動に移せないという人も多いので、やらなければならないことを後回しにしやすいという傾向もあります。
反対に、お金を貯めることが得意な人は、「いつか処分しよう」ではなく「すぐに処分しよう」と考える人が多く、だからこそ、すぐに捨てなくても良いように、厳選してモノを所有しているという人が多いものです。
そのため、リビングの四隅にいつまでも片付かないものがたまることも少ないのです。
お金を貯めることが苦手な人は、片づけようと思っているのであれば、できるだけ早く片づけを始めるようにすると、それだけでも「無駄な浪費」を減らすことができる可能性がありますよ。
(3)モノの定位置が決まっている
「これを出したら、ここにしまう」というモノの定位置を決めている人というのは、得てして片づけ上手であることが多いものです。なおかつ、自分が「覚えられる範囲の量」のモノしか所有していないのであれば、自然とリビングも片付いてしまうものです。
どこに何があるかが分かれば、探し物をすることも少なくなりますし、ないと思って買ってしまうという無駄遣いをすることもなくなります。
反対に、出したものをどこにしまうか決まっていない人や、ぐちゃぐちゃにしまってある人というのは、何をどれくらい持っているのか分からなくなっている人も多いのではないでしょうか。
片づけられないほどのモノがリビングに常にある人は、結果として、無駄遣いが増えてしまいやすく、お金が貯まりにくくなる原因にもなりやすいので、気をつけましょう。
(4)インテリアや家電に凝りすぎない
家族が集まるリビングだからこそ、そのご家庭のこだわりが現れやすいのがリビングでもあります。来客時にお客さんを通す可能性が高いのもリビングであるため、できるだけ素敵なリビングを演出したいという人も多く見られます。
そんなリビングだからこそ、こだわりの家具や家電を揃え、少しでもオシャレで居心地のいい空間に仕上げたいと思う人も多いものです。
もちろん、そのようなこだわりを持って家具や家電を選ぶことは大変素敵なことです。しかし、そのようなこだわりも限度を超えると、身の丈以上の贅沢になってしまうことも。
人によっては、リビングの大型家具や家電をできる限りの分割払いのローンで購入し、支払いが続いているうちに新しいものの買い換えの時期が来てしまい、いつまでも支払いがなくならないという人もいます。
お気に入りの家具や家電が集まりやすいリビングだからこそ、収入に合わせた家具家電を選ぶことがお金を使いすぎないためには大切なことです。
家具や家電の支払いでお金が貯まらないと感じている人は、少なくとも、一括払いで支払える範囲で家具や家電の購入を検討するように気をつけましょう。