彼女たちは、「なるようにしかならない」という世の中の摂理をちゃんとわかっているので、「ダメだったらダメでそのとき」と事実を受け入れることができます。
愛される女性は、相手の至らなさが原因でこれ以上一緒にいられないと思ったら、たとえどんなに好きな男性であっても、別れを選択します。たとえ長く勤めた職場であっても理不尽なことがあれば、正当性の主張のために立ち向かいます。
彼女たちは、自分を大事にしてくれない人間や場所には固執しないのです。
条件7:見えない努力をしている
見えないところで努力を積み重ねているのが、愛される女性です。
男性に長く愛される女性は例外なく、日々自分をアップデートさせています。
大きな幸福が舞い込んでくると、その幸せがずっと続くと多くの人が錯覚してしまいます。ブームが去ってから後悔し、「この売れ方がずっと続くと思ってた」と言う一発屋と呼ばれる芸人さんたちと同じです。
変わらない味を売りにしている老舗の和菓子屋さんですら、生き残るために新商品の開発をしたり新しいキャンペーンを行ったりしているのに、なんの努力もせずに愛され続けようなんて考えるのは、おこがましさ以外の何ものでもありません。
条件8:数々の悲しみを乗り越えている
本当の意味で優しい人というのは、何度も傷つき悲しんだのに、それでも人に優しくあろうとする人です。人の痛みがわかる人というのは、自分が経験したからこそわかるんですよ。
人の気持ちそのものがわからないと、男性心理をいくら学ぼうが、男心をいくら知ろうが、なんの役にも立ちません。
それに人というのは、年齢を重ねるごとに生き様が顔に表れます。傷つくことを恐れて現状を何も変えようとしない人の顔は男女問わず幼く、人間としての深みもありません。
愛されない、大事にされない理由は、こういった根本的な部分が足りていないことがかなり多いですね。
条件9:対比がきちんとある
カウンセリングをしていると、「私は彼を癒す存在になるためにがんばっています」と言う女性がよくいます。しかし、癒しているだけでは、疲れているときにたまに行くマッサージ屋さんぐらいの役割しかできていません。
仕事をしているから休みの日が楽しみになるというように、癒しも対比になる刺激(発見や驚き、新鮮さ)が存在して初めて、際立つんです。
わがままな女性はモテるなんていいますが、本当にわがままなだけの女性はモテません。彼女たちがなぜモテるかというと、わがままの対比として、素直で献身的な部分がちゃんと存在するからです。
条件10:自分軸をきちんと持っていて媚びない
愛される女性は、自分という人間をしっかり持っていて、自分の気持ちに正直に生きています。
だから、自分が譲れないことを曲げてまで男性に媚びることはないし、自分が自分らしくいられることを重要視します。
魅力的な女性というのは、「その人自身がオリジナル」であり、二番煎じじゃないということなんです。音楽も絵画もなんでもそうですが、オリジナルであり続けることが、愛される必須条件といっても過言ではありません。
「どうすれば愛されるか」と考えている時点でアウト
以上が、愛される女性の条件になります。
厳しいことをお話ししますと、「どうすればもっと彼に愛してもらえるんだろう」と考えている時点でアウトです。