夫婦で暮らす、56㎡の2LDK。特別な空気感のあるホテルのような空間を意識して、好きなものだけを厳選し、全体のバランスも考えながらバランスよく配置した、二人暮らしのお部屋を拝見しました。
リノベーション賃貸でつくる、ジャパンディなインテリア
YUNAさんがご夫婦でお住まいのお部屋は、56㎡の2LDK。
リノベーションされた築23年のマンションの1室です。
12畳ほどのちょっと変わったLDKの形が気に入ってこのお部屋に決められたというYUNAさん。床は自分たちでホワイトのフロアタイルを敷いてDIYされています。
寝室もタイプの異なるフロアタイルを敷いて、シンプルにまとめていらっしゃいました。
生活感を感じさせないよう、目線に合わせてものの量を整える
日本風と北欧風をミックスしたジャパンディスタイル、それに、ホテルライクを意識してインテリアをつくられているYUNAさん。北欧ヴィンテージの家具と、イサムノグチのAKARIなど和を感じるアイテムが調和し、シンプルですっきりと整った空間です。
「ホテルは、生活感のない特別な場所ですが、お部屋も同じように、入ってきたときに生活感を見せず、自分たちの目線からも見えないようにしています」
チェストを置き、バランスよくポスターを飾ったこの場所は、特にお気に入りの空間。かわいいと思ったもの、ときめいたものだけを飾って、あとは全体のバランスを考えてものの量を整えるように心がけていらっしゃるそう。ポスターはイサムノグチの「AKARI 絵紙」。
はじめはソファとチェストの置かれた位置が逆だったそうですが、ダイニングテーブルに座ったときにより目に入りやすい場所にチェストを移動したことで、落ち着いて過ごせるようになったそう。
まるでホテルのロビーのように、さまざまな名作家具が置かれていてくつろげる場所がたくさんあるのも、YUNAさんのお部屋の特徴。ちょっとしたくぼみのスペースにはリーン・ロゼのトーゴを置かれていました。
手に取りやすいアイテムもうまく取り入れていらっしゃるYUNAさん。パロサントの置き場は、IKEAのウォールデコレーション「TRÄDGRÄNSEN トレードグレンセン」。フラワーベースはTODAY’S SPECIALのもの。
夜は「AKARI」と「パンテラポータブル」の優しい光がお部屋を彩ります。
ちょっと特別な空気感の中で落ち着いてすごせるホテルのような、洗練されながらあたたかみのある空間をつくられていたYUNAさん。
切り取ると絵になるスペースがたくさんある、お手本にしたくなるお部屋でした。
YUNAさんのInstagramアカウントはこちら
text : Miha Tamura / photo : @yuna_________.y
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)