ラピュタパンやベーコンエッグなど王道ジブリ飯以外に、一部ファンのなかで知られているのが…。
『天空の城ラピュタ』のラピュタパンや『ハウルの動く城』のベーコンエッグなど、ジブリ作品といえば、作中に出てくる美味しそうな料理、通称“ジブリ飯”も人気のひとつ。
そんなジブリ飯ですが、ジブリファンの間で囁かれる「真のジブリ飯」があるそうで…。
■宮崎駿監督の「貧乏塩ラーメン・オーロラ風」
SNSを中心に囁かれる「真のジブリ飯」とは、宮崎駿監督のまかない飯「貧乏塩ラーメン・オーロラ風」。
過去に宮崎監督が出演した番組で、作業を行なう社員へ夜食として振る舞っていたもので、一部ジブリファンのなかでは「真のジブリ飯はね、宮崎駿監督お手製の『貧乏塩ラーメン・オーロラ風』だと思うの。あれ、旨そうだよね」との声も。
また、すでに作った人からは「貧乏塩ラーメン、めちゃくちゃ美味しいです。これぞ本当のジブリ飯!」といった声も…。これは気になる!
■情報を集めて再現してみた!
そこでfumumu編集部員も、過去のインタビュー映像や情報をもとに、この貧乏塩ラーメンを作ってみることに。
調べた結果、用意した材料がこちら!
・塩ラーメン:1袋
・卵:1個
・長ネギ:1/4本(白い部分を使用)
・しいたけ:3個
宮崎監督は、まかないとして大人数用の分量で作っていたため、記事では1人前の量に調節しています。
長ネギは写真だと1/2ですが、実際に使用したのは1/4本ほど。しいたけは編集部員が好きなので多めに。
■「オーロラ」=卵をやさしく入れるのがポイント
まず長ネギ(1/4本)、しいたけ(3個)を薄切りに。宮崎監督はネギを削ぎ落とすように切っていました。
フライパンを熱し、長ネギ、しいたけを炒めたら(記事では油を引いています)火を止め、そのまま一旦置いておきます。
鍋にお湯(500ml)を沸かし、その間に卵(1個)を溶きます。
お湯が沸騰したら麺(1食分)を入れ、ある程度ほぐれたら付属の粉末スープ(1袋)を入れ、最後に溶き卵を“やさしく、少しずつ”回し入れます。(卵の入れかたは特にこだわりなようでした)
火を止め、器に移して、先程の長ネギ、しいたけをトッピングとして乗せたら、完成!
■これが夜食で出てきたら嬉しい
あっという間にできたのに、めちゃくちゃ美味しそう。
実際に頂いてみると…え、びっくりするほど美味しい!! 卵のまろやかさが塩ラーメンの塩気を上手く中和させてくれていて、どこか優しくて懐かしい味わいに…。
また、ネギを炒めたことでほのかな甘味が際立ち、シャキシャキとした食感としいたけの歯ごたえで、しっかりと満足感も感じられます。
これが夜食で出てきたら喜ぶ。そして想像を上回る美味しさで、編集部員、完食してしまいました…。