フィンランドの小説「ムーミン」の物語の世界を忠実に再現したテーマパーク、「ムーミンバレーパーク」。
都心から電車とバスを乗り継いで約1時間半の埼玉県飯能市にあります。豊かな自然を楽しみながらムーミンの物語の世界を体験できるので、子連れでのおでかけにおススメです。夏休みのレジャーにいかがですか?
ムーミンの物語の世界へ引き込まれる「はじまりの入り江エリア」
飯能駅からの直行バスを下車して進んでいくと「メッツァビレッジ」があります。ここでは北欧のような雰囲気のなかで、のんびりゆったりと過ごせます。目の前には大きな宮沢湖が広がり可愛らしいショップが続いて、まるで本当にフィンランドに来たかのよう。
さらに進むと「ムーミンバレーパーク」の入り口にやってきました。
キャラクターの形に切り取られた本のゲートをくぐって、いざムーミンの物語の世界へ……!
とにかく可愛い!憧れの「ムーミン屋敷」へ
2階の様子
ムーミンバレーパークのシンボル「ムーミン屋敷」は原作者であるトーベ・ヤンソンが残した図面や、友人たちと手がけたジオラマの要素を取り入れながら再現しているそう。建物のなかは、地下室に貯蔵庫、1階にキッチンとダイニング、2階はリビングとムーミンパパ・ムーミンママの部屋、3階はムーミンの部屋とリトルミイの部屋にゲストルーム、屋根裏にはムーミンパパが執筆を行う書斎があります。まさにムーミンの物語に出てきた家です!
ムーミンたちの部屋を見てみると想像よりも小さくてびっくり! 干してあるリトルミイの靴下は、新生児のサイズぐらい。こんなに小さかったんですね!
左:ムーミンの部屋 右:屋根裏にあるムーミンパパの書斎を覗けます
屋根裏にあるムーミンパパの書斎は、3階から繋がっているスコープを通して見ることができます。物語の中でもムーミンパパが下りてこないときは、ムーミンたちが同じようにして覗いていたそうですよ。
さまざまな体験ができる展示施設「KOKEMUS(コケムス)」
「KOKEMUS(コケムス)」は3階建てになっていて、館内には子どもが楽しめる遊び場や体験型ミュージアム、フォトスポットもあります。
まずは1階のイントロダクションアートスペースでウエルカムアート&ムービーを見たら、ワープエレベーターで3階の物語の世界へ。あがってすぐにある「屋内あそび場」では、「海のオーケストラ号のボールプール」をはじめ、物語に登場するシーンをモチーフにしたさまざまな遊具で楽しく体を動かせます。
3階で遊んだあと、2階へ下りる際に3階までの吹き抜けをいっぱいに使ったムーミン谷のジオラマを発見! ムーミン谷を見下ろせました。
このジオラマにはムーミン谷が細かく作りこまれています。子どもと「ブランコに乗っているのは誰~?」「リトルミイはどこにいる~?」などお互いクイズを出しながら楽しく眺められました。
2階では常設展と企画展を見ることができます。これらはムーミン谷の世界観や住人達について、より深く掘り下げられている展示です。
1階にはムーミンのグッズ売り場としては売り場面積・商品数が世界最大級のショップ「ムーミン谷の売店」があります。ここにあるお土産の大半がムーミンバレーパーク限定商品というのですから驚きです!
ムーミンバレーパークでは、2023年7月8日(土)~8月27日(日)の期間、サマーイベント「リビエラ」を開催しています。
このイベントは、ムーミンたちが、ひと夏のバカンスを体験する「Moomin on the Riviera」というムーミン・コミックスの物語をモチーフにしています。イベント期間中はムーミン谷や灯台への道にミストの海が出現。道にはパラソルやビーチチェアが並び、イベント限定のフードが楽しめます。
早速、リビエラのイベント限定グッズやお土産をチェック。担当者さんに人気の商品を教えてもらいました。夏のおでかけにぴったりなイベントグッズはこちら。
100%ペットボトル再生素材で作られたスリングバッグや、夏らしい素材のスクエアポーチなど、かわいいお土産もたくさんあります。
ハウス型キャニスター缶 チョコインクッキー(8枚) 1,700円(税込)
イベント限定グッズのほかに、一番人気の定番のお菓子はこちら。ムーミンバレーパーク開業以来、常に人気という、ムーミンハウス型キャニスター缶に入ったチョコインクッキーです。
(中央)ぬいぐるみ ムーミントロール アングリーフェイス 3,800円(税込)
ちょっと不機嫌そうな怒り顔がかわいいムーミンのぬいぐるみは、入荷してもすぐに売り切れてしまうほど人気だそうです。
ARABIAムーミンバレーパーク オリジナルマグ 2023 4,400円(税込)
北欧ブランド「ARABIA」とのコラボ商品であるマグカップの2023年の限定商品がこちら。とてもかわいくてコレクションしたくなってしまいますよね。毎年新作がでるたびに海外から買いにやってくるコレクターの方もいるそうです。