Q ホルモンに働きかけて、自信を出したい!
A パワーポーズをとってみて
「ボディビルダーのようなパワーポーズをとると、テストステロンが増加し、コルチゾールは減るという論文が」(金谷さん)
Q ホルモンバランスを整えるサプリはOK?
A 頼りすぎないこと
「特定のホルモンの分泌を促すサプリもありますが、効果には個人差があるため安易に用いないこと。また、過剰摂取は悪影響になるので注意が必要」(川田先生)
Q ホルモンケアに、東洋医学って役立つ?
A 有効です
「冷えや頭痛、不定愁訴などの未病ケアは東洋医学が得意な部分」(松村先生)「生理不順によく使われる加味逍遙散、冷えやむくみを軽減する当帰芍薬散などの漢方はホルモンケアによく使われます」(森田さん)
(右)更年期の疲れに。クラシエ 漢方加味逍遙散料エキス錠(第2類医薬品) 96錠 ¥2640、 (左)貧血や生理不順に。クラシエ 当帰芍薬散錠(第2類医薬品) 96錠 ¥1969/クラシエ薬品
Q 牛乳に含まれるホルモンは乳がんリスクになる?
A 関係ありません
「牛乳にはエストロゲンがごく微量含まれていますが、乳がんリスクを上げるなど体に影響を与えるほどではなく『女性ホルモン作用がある』とは言えません」(松村先生)
Q 女性ホルモンなら婦人科ですが、ほかのホルモンバランスを整えたい時はどこに行くべき?
A 内分泌科のある医療機関へ
「内分泌科では、甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモンなど、体内のさまざまなホルモンのバランスを調べ、総合的に判断して治療を行っています」(川田先生)
Q ホルモンケアって、仕事の効率アップにもなる?
A なります!
「激しい運動には成長ホルモン分泌を促す作用があります。睡眠深度が良くなるので、メラトニンやドーパミン、エンドルフィンなど他のホルモンの分泌にも効果があるのでは。実際に、午前中に運動すると、日中の作業効率がぐんとアップしますよ」(川田先生)
MAQUIA 9月号
撮影/榊原裕一(モデル) ヘア&メイク/甲斐美穂〈ROI〉 スタイリスト/福永いずみ モデル/新田さちか イラスト/沼田光太郎 構成・文/高見沢里子 企画/吉田百合(MAQUIA)