夏から秋にかけては、キャンプが楽しい季節。さらに、今大人気のサウナにも入ってゆっくり過ごせたらうれしいですよね。今回は、都心から2時間程度で行けるエリアで、山や川・海に近く自然に囲まれてサウナも楽しめるグランピング場を5つご紹介します。旅行の計画にぜひチェックしてみてください。
<群馬・みなかみ>レトロな駅”土合駅”直結で自然に囲まれる「DOAI VILLAGE」
群馬県利根郡みなかみ町の「DOAI VILLAGE(ドアイヴィレッジ)」。なんと、JR上越線「土合駅」に直結で大自然に囲まれて過ごすことができるんです。
三角屋根がかわいらしい土合駅は、下りホームが地下深くの階段を降りた先にあり、日本一の「モグラ駅」として知られています。地上まで486段の階段がありますが、がんばって登りきった先に待つのは別世界。宿泊者限定エリアの扉を開くと、ウッドデッキの先にインスタントハウスやテントが建ち並ぶ、DOAI VILLAGEが広がっています。
テントハウスの中は、まるで雪のかまくらのような不思議な空間。ベッドまたは寝袋でごろ寝の部屋が選べ、ゆったりと過ごせます。
フィンランド式サウナと水風呂で癒される
宿泊プランには、本格フィンランド式サウナの利用が含まれています。
薪割りや火入れも体験でき、好みの温度に調節が可能。薪ストーブのサウナストーンに水をかけるセルフロウリュもでき、熱気と蒸気に包まれて、汗と一緒に日ごろの疲れを流すことができます。
体がしっかり温まったら、谷川連峰から流れてくる水を使用した水風呂に浸かれば爽快。その後、青空や緑を眺めながら外気浴をして、またサウナへ…の流れを繰り返せば、待望の「ととのう」瞬間が訪れるはず。
駅舎内のカフェも、自然のなかのアクティビティもおすすめ
宿泊している間は、中央広場でBBQをしたり、駅の事務所と切符売り場を改装したカフェ「駅茶(えきっさ)mogura」でお茶をしたりするのもよし。
水上散歩ができるSUPをはじめとしたアクティビティに参加できるプランもおすすめです。自然の中で非日常に浸ってみては?
<埼玉・飯能>BBQやイベントで北欧文化に触れる「Nolla naguri」
池袋から電車とバスで2時間ほど。埼玉県飯能市の名栗湖近くにある「Nolla naguri(ノーラ名栗)」は、BBQやサウナなどで北欧の文化に触れることができる施設です。
GLAMPING FIELDの広いテントはウッドデッキ上にあり、屋根の下で焚火とBBQも可能。プライベート感を保ちつつ、自然に囲まれたキャンプを楽しめます。
宿泊者のみに開放される、星空の下のナイトサウナ
施設内にはテントサウナを貸切で使えるエリアもありますが、より特別感があるのが、星空の下でのナイトサウナです。その際宿泊者限定で使えるのが、広々とした大テントのサウナと、ガラス窓張りのサウナトレーラー「savaco(サバコ)」。
フィンランド式のロウリュサウナで、薪ストーブのサウナストーンにスタッフの方が水をかけてくれます。座って星空を眺めているうちに、蒸気の中で体がじわじわと温まり、発汗も促進。そこから一歩外に出れば、夜の澄んだ空気の中で涼むことができます。
フィンランド式BBQや、地元の食を楽しめるイベントも
宿泊中の食事は、kokko(フィンランド語で焚き火)に集まるように食べ物を囲み味わう「kokko BBQ(コッコバーベキュー)」で。フィンランド名物の大きなソーセージ"グリッリマッカラ"や、飯能の新鮮な野菜のバーニャカウダーでお腹も心も満たされます。
Nolla naguriでは定期的にイベントも実施。9月2日(土)には地元の作家さんたちの手作り雑貨の販売やキッチンカーの出店もある「ピクニックデイ」が開催されます。当日は、バルーン遊具が登場したり、さまざまなワークショップも行われますので、タイミングが合う方はぜひ足を運んでみてください。