たくさんのグリーンと、ナチュラルな家具でまとめた、リビングダイニング。生活感をほどよく隠しながら、落ち着いてすごせる二人暮らしのお部屋を拝見しました。
たくさん光の入るリビングで、植物との暮らしを楽しむ
junさんが二人暮らしをしていらっしゃるのは、築9年ほどの2LDK。
南に面した明るいリビング・ダイニングのあるお部屋です。
南側に窓が2つある横長のリビング・ダイニングの広さは約11畳。ベッドルームとリビングがひとつづきだった前のお部屋と比べて、ベッドルームが独立している分、二人の生活時間がずれるときでも気にならなくなったそう。
ソファを真ん中に配置することで、食事を取るスペースとゆったりとくつろぐスペースをゆるく区切っていらっしゃいます。
こちらは、「気持ちのあがる空間づくり」をされているというキッチン。よく使う道具がずらっと並べられていて、今日は何を作ろうかな?とワクワクしてきますね。
キッチンのカウンターには、コーヒーの道具と植物が並べられていました。
テレビボードの周りにもたくさんのグリーンをディスプレイ。光がよく入るように、背の高い家具はおかず、スモークガラスの入った小窓にはあえてカーテンをつけずに。植物は、グリーン&インテリアショップの「garage」で購入されているそう。
お気に入りの家具と暮らす
「観葉植物と木目調のインテリア、白との調和」を意識して空間をつくられているというjunさん。特に気に入っていらっしゃるのは、こちらのダイニングスペース。ライトはルイスポールセンのVL45ラジオハウスペンダント。テーブルは、宮崎椅子製作所のブラックチェリーのUniverse table。
くつろぐスペースに敷かれているのは、モロッコの手織りラグ、ベニワレン。「日本で買おうとするとなかなか買いづらいんですが、ずっと欲しいなと思っていたときに、久しぶりに連絡をとった友人がモロッコにいることがわかって。現地で買いつけてきてもらいました。その思い出が乗っかっている分、特に気に入っているラグマットです」
オーディオテクニカのレコードプレーヤーは、ナチュラル&グリーンのインテリアの雰囲気に合ったものをと選ばれたもの。リーズナブルながら、使い勝手もよく、気に入っていらっしゃるそう。
レコードプレーヤーのお隣にあるのは、Hender Scheme で扱っている、革製のティッシュケース。高級感のある見た目で、空間の引き締め役になっていますね。
「ものを出したらしまう」を心がけることで生活感は出さないように、でも生活のしやすさは意識されているというjunさんのお部屋。グリーンと木の家具とのバランスもほどよく調和された、落ち着いて過ごせそうな空間が素敵でした。
text : Miha Tamura / photo : @_in_the__room__
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