人生の折り返し地点が見え始める40代。今までのことや、これからのことを考える中で「今自分は、本当に必要なことをしているのだろうか……?」と不安に思う人もいるかもしれませんね。そこで今回は、アラフォー世代の人生の先輩でもある50代以上の読者を対象にアンケートを実施! 50代読者のみなさんが「40代のうちにやって実は後悔したこと」について、ご紹介します。
「40代の時にやって後悔したこと」がある人は半数
今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、50代〜70代の女性180人に「40代の時にやって後悔したことはありますか?」とアンケートを行いました。
「やらずに後悔した」という話はよく耳にしますし、アラフォー世代の我々からするとさまざまなことに対して「今のうちにやったほうがいいかも」と思ってしまいがちですよね。
しかしアンケートの結果では、約半数の51.1%の人がやって後悔したことが「ある」と答える結果に!
一体、人生の先輩方が40代にやって後悔したことには、どのようなものがあるのでしょうか?
40代の頃、これをやって後悔しました
ここからは、アンケートに答えてくださったみなさんの「40代にやって後悔したこと」を具体的にご紹介します。
あくまでもsaita読者の個人的な意見ではありますが、中には複数回答されたものもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高価なものを購入したこと
『ブランド品の買い漁り。今となっては不用品です』
『無駄な中古車を購入したこと』
『車や海外旅行など、後先考えずに使って貯金をしなかった』
40代のうちに高価なものを購入したことを後悔している人は多く、中でも「段々とブランド品を持たなくなるので必要なかった」という声は多数寄せられました。
今は欲しいと思っているものでも10年後にも大切に使い続けられるものなのか、きちんと考えてから買うようにしたほうが良さそうですね。
仕事で無理をしたこと
『仕事中心の生活で労働基準法違反に……。身体も壊しました』
『管理職となり多忙。家事・育児もあり睡眠時間を削って頑張っていたら、メニエール病を発症し入院。その後も回復に時間がかかり、1年以上も復帰できなかった』
40代のうちに仕事をたくさん抱え込んで後悔したという声も多数ありました。
責任のある立場に就いたり、家庭のために頑張り過ぎてしまったり……。40代では多くの方が仕事で無理をしがちなようです。
仕事を頑張ることはもちろん悪いことではありませんが、きちんと休息する時間も確保できるようにペース配分を考えることが大切なようですね。
貯金・投資をしたこと
『コツコツ定期預金をしていたが、利子が雀の涙どころではないくらい低くて悲しくなりました。 こんなことなら、積み立てNISAにしておけばよかったと後悔しています』
「貯金をしていたけれど、投資信託にしておけばよかった」と後悔する人もいらっしゃいました。
これを聞くと「貯金はやめて投資にしよう」と思ってしまいそうですが、一方ではこんな声もありましたよ。
『銀行から投資やNISAをすすめられて契約したものの、何にも儲けがなく減ってしまい損して後悔した』
筆者自身も「貯金よりもお金にも働いてもらうほうがいい」と聞くことが増えたので、最近になって積み立てNISAを始めました。
しかし、やはり元本割れのリスクなどを考えると不安も残ります……。
とはいえ、長期投資の場合には結果がどうなるのかわかるのには、最低でも10年ほどかかると言われました。
貯金がいいのか、投資がいいのか……よく考えて自分にあったものを選ぶしかないのかもしれません。
40代にやって後悔したことには他にも「中途半端なダイエット」「お酒の飲み過ぎ」「安易な気持ちでの転職」などがありました。
何が後に後悔することになるのかはもちろん人それぞれではありますが、人生の先輩の声を肝に銘じておきたいですね。