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洗濯「おまかせコース」ではダメ…?見落としがちな[間違ったお洗濯]

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。洗濯機や洗剤の進化により、より簡単に衣類を美しく清潔に保つことができる時代になりました。それでも「シミが落ちない」「衣類が臭う」「タオルが黒ずむ」など、”仕方ない”と諦めていることはありませんか?そのお悩みは見落としがちな「間違った」お洗濯の結果かもしれません。”正しく”お洗濯することで、衣類を清潔に保ち、長く着られる方法をご紹介します。汚れが落ちなかった原因とその解決策について、一緒に考えていきましょう。

洗濯してもなんか臭う…はそもそも洗濯槽が原因かも

洗濯槽のお手入れは黒カビが気になったら?

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大前提として、洗濯機の洗濯槽を清潔に保ちましょう。
もし、「カビだらけのバケツで下着を洗って」と言われたら…躊躇しますよね?

洗濯槽の裏側は、カビや汚れを直接見て、掃除することが出来ない場所。
だからこそ定期的なお手入れが欠かせません。
洗濯槽は月に1度、専用クリーナーで必ずお掃除しましょう。

ニオイ・黒ずみの原因は洗濯前にあった

洗濯機に洗濯物をためる?

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脱いだ衣類を洗濯機の中に溜めている方は要注意!!
洗濯槽の裏側は、カビや石けんカスなどが溜まりやすい場所。
そこに皮脂・汗などの汚れがついた衣類を溜めると、カビ・菌が洗濯槽と衣類に繁殖してしまいます。
脱いだ洗濯物は、風通しのいいカゴに溜め、洗濯前に洗濯槽に入れましょう。

濡れたタオルを洗濯カゴへ?

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通気性の良いカゴを使い、濡れているものは乾かしましょう。

濡れた衣類・タオルをそのままにするのも嫌なニオイ・黒ずみの原因となります。
湿った状態が長く続くと、雑菌・カビが繁殖しやすくなるため、濡れた衣類をすぐに洗濯できない場合は、干して乾かしましょう。

■洗濯カゴ選びのポイント

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ラタンや布素材は吸湿しやすく不衛生にやりやすいので、プラスチックやワイヤータイプで風通しが良いのものがおすすめ。

詰め込みすぎは洗濯を無にする

洗濯物の目的は、衣類を清潔に洗い上げること。
1度で済ませたいからと衣類を詰め込むと、洗濯槽の中で衣類が回らず、洗うことができません。
これでは洗濯をした意味がなく、時間も電気代も水道代もすべて無駄にしているのと同じですよね。
少し面倒でも洗濯物の量を減らすことで、汚れ落ちが格段に変わり、衣類を清潔に洗うことができます。

蓋が締まる限界まで詰め込む?

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www.photo-ac.com

洗濯物の量は、洗い上がりに大きな影響があります。
詰め込みすぎは汚れが落ちないだけでなく、シワの原因にも。
特に、少ない水量で洗濯するドラム式洗濯機は要注意です。

洗濯物の適量を知ろう!

縦型:洗濯槽の7~8割程が適量。洗濯槽のステンレス部分が見えるくらいです。

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ドラム式:洗濯物を上から軽く押し、こぶし2つ分くらい余裕がある量が適量。
汚れがひどい時は、5割程にすることで、汚れをしっかり落とせます。

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洗濯機の設定を見直し、もっと効果的に汚れを落とそう

おすすめコースでスタートボタンを押すだけ?

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このように、衣類がしっかりと洗浄液につかっているか確認しましょう!

洗濯機の多くは、洗濯物の重さに対し適量の洗剤・水量を自動計算します。

この重さは、綿100%で想定されていることが多いんです。
スポーツウェアなどに使われる化学繊維は綿と比べて軽く、同じ重さでもかさが増えます。
例えば、綿100%のTシャツ10枚の重さと同等なのは、化繊14枚分。4枚分もかさが増えることになります。

これでは洗濯機の中で水・洗剤が足りず、しっかり洗えません。
洗濯の際には、洗濯槽の中で衣類がしっかり水に浸かり、水流で動いているか確認しましょう。
面倒な時や、量が多い時は「高水位」を選ぶのがおすすめです。

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