小田急線の線路跡地の再開発などにより新たなスポットが次々と誕生し、近年注目を集めている下北沢エリア。本記事では、そんな下北沢でおさえておきたい商業施設を中心とした新スポットをまとめてご紹介。下北沢散歩の立ち寄りスポットとして参考にしてみてくださいね。
【予備知識】新スポットが集まる「下北線路街」
ここ数年の相次ぐ新スポット誕生の多くは、小田急線・東北沢駅～世田谷代田駅の地下化に伴う線路跡地の再開発によるもの。全長約1.7kmの跡地で合計13エリアの開発が行われ、2022年5月の「NANSEI PLUS」完成をもって全面開業しました。この13エリアから成る新しい“街”を「下北線路街」と呼んでいます。
本記事では、「下北線路街」を構成する商業施設を中心とした、近年オープンの主要スポットをまとめてご紹介します。
【下北沢駅直結】訪れる人の気持ちが“アガる”。小田急線・下北沢駅直結スポット／シモキタエキウエ
小田急線・下北沢駅の上に広がる商業施設「シモキタエキウエ」。“UP！（シモキタアガル）”をコンセプトに、訪れた人の気持ちがアガるような施設がそろっています。
朝から利用できるカフェから世界各国の料理店、ちょい飲みできる居酒屋まで、バリエーション豊かな飲食店がズラリ。フラワーショップや生活雑貨店など、日々の暮らしを格上げさせてくれるような店舗も入居しています。
ちなみに壁面や吹き抜けなどは人気イラストレーター・長場雄氏のオリジナルイラストで装飾されていて、何度でも訪れたくなる演出が施されています。
所在地
東京都世田谷区北沢 2-24-2
最寄駅
下北沢
【下北沢駅直結】カフェやミニシアターなどが集い、一日中楽しめる複合施設／NANSEI PLUS
▲NANSEI PLUS全景（写真右側）
下北沢駅の南西口直結の「NANSEI PLUS（ナンセイプラス）」。“まちのラウンジ”をテーマにした「（tefu）lounge（テフラウンジ）」と、「地域の暮らしを豊かにする“食”」をテーマにした路面店が並ぶエリアから成る複合施設です。
（tefu） loungeには、カフェやシェアラウンジ、コーヒーショップやグローサリーなどバラエティー豊かな施設が入居。ミニシアターの「シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』」も有し、来訪者のさまざまなニーズに対応します。
敷地の西側には、テイクアウトから本格ディナーまで対応可能な飲食店をはじめ、緑豊かな広場や園芸ショップ、アートギャラリーが点在。一日を通して楽しめるスポットになっています。
所在地
東京都世田谷区北沢 2-21-22
最寄駅
下北沢
下北沢駅前の複合施設「（tefu） lounge」2022年1月オープン下北沢駅直結の映画館！「シモキタ‐エキマエ‐シネマ『K2』」が誕生下北沢でオススメの朝食スポット5選
【下北沢駅すぐ】“遊ぶ”と“働く”が融合した下北沢駅前の注目スポット／ミカン下北
2022年、京王井の頭線の高架下に誕生した複合施設「ミカン下北」。“ミカン”は“未完”からとった言葉で、多様な文化が交差し変化し続ける、“常に未完”な下北沢の魅力を表しています。
A～Eまでの5つの街区に分かれていて、古着屋や多国籍な飲食店など20以上の店舗が集う商業エリアと、下北沢のまちとつながるプログラムも豊富な、開放感のあるワークプレイスから構成されています。
また、E街区1階には、世田谷区立の図書館200万冊の蔵書から検索・予約ができるうえ、貸出・返却まで可能な「図書館カウンター 下北沢」も入居しています。
所在地
東京都世田谷区北沢 2-1054-12（A街区）、2-296-1（B街区）、1-38-16（C街区）、2-1054-84（D街区）、2-296-4（E街区）
最寄駅
下北沢
下北沢でオススメの朝食5選
【下北沢駅徒歩4分】キッチンカーも集まる“空き地”はまさに小さなフェス会場／下北線路街 空き地
全長1.7kmにおよぶ小田急線の線路跡地「下北線路街」の中心部に位置する「下北線路街 空き地」。「芝生エリア」や「イベントエリア」を有し、“みんなでつくる、自由な遊び場”をコンセプトに多種多様なイベントが開催されているスペースです。
「飲食エリア」にある空き地キッチンは、地域のみんなが主役になれる場所。地元の有名店などが期間限定で出店しています。また「キッチンカーエリア」には、飲食やアパレルを中心としたバラエティー豊かなキッチンカーの面々が期間限定で登場します。
敷地内には常設の「空き地カフェ＆バー」も備え、地元の住民はもちろんシモキタへの来訪者でものんびりとくつろげる広場になっています。
所在地
東京都世田谷区北沢 2-33-12付近
最寄駅
下北沢
