なくても意外と困らない。捨ててよかった「キッチン用品」

わりとすぐに手放したのが、「サラダスピナー」です。
わが家は副菜にサラダを出す頻度が多いので、「簡単に水切りできるなんて便利！」と思い、購入したのですが……。

とにかく場所を取ります！
冷蔵庫で冷やしておくにしても、サラダスピナーが占領して、ほかの食材が入りません。
サラダスピナーは大きいうえに洗う手間もかかるので、「前より家事が増えた」ように感じました。

サラダの水切りは、キッチンペーパーやボウル＆ざるで代用できますし、洗う面倒くささと置き場所問題を考えても、なくても困らないという結論にいたりました。

引き出しの中をのぞいてみると、いつの間にか溜まっていた「計量スプーン」たちがぞろぞろと出てきました(笑)。
でも、ほぼ目分量で味つけをしている私は、調味料をきっちりはかって料理をすることがありません。

はかりながら料理をするのは手間ですし、慣れてしまえば“なんとなく”でそれなりの料理がつくれます。
引き出しにしまっていても出番がないので、思い切って手放しました。

キッチンにあるもので、私が捨ててよかったNo.1が「三角コーナー」です。
「もっと早く手放しておけば……！」と後悔したくらい、手放した後はメリットしかありませんでした。

三角コーナーは生ごみをぽいっと捨てられる便利さはあるけれど、その後の処理が大変。
使っていくとヌルヌルが気になるうえに、悪臭も発生します。
そのイヤな臭いにつられて、コバエもたかる……。特に夏場は悲惨です。

三角コーナーを洗おうにも、網目に溜まったヌルヌルがなかなか落ちない！
きれいに保つのに、とにかく手間がかかるんです。

思い切って手放してからは、三角コーナーを洗う手間に加えて、キッチンまわりに飛んでいたコバエも減少しました。
三角コーナー、やめて正解です！

使い勝手のよいキッチンにするためにも、いらないものがあれば手放しましょう。
物を減らすと、しまえる空間が増えて、自然と片づけられるようになります。

新たにキッチン用品を買うときも、「本当に必要か」を冷静に考えてみることが大事です。
ひと呼吸おいて、本当に必要なものだけを選ぶと、家計の節約にもつながりますよ。