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子育て世帯の平均「所得」と「貯金額」を大公開!わが家は平均より多い?少ない?

子どもがいる世帯は、どのくらい所得や貯蓄があるのでしょうか。全世帯の平均金額に比べて、わが家は低いのか高いのか……気になりますよね。今回は、厚生労働省の資料をもとに、子育て世帯のお金事情についてご紹介します。

子育て世帯の平均所得

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まずは、子育て世帯の平均所得をチェックしていきます。厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」によると、2021年の児童がいる世帯の総所得は785.0万円。2018年は、745.9万円だったので、ここ3年で約40万増加しています。

2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況

母子世帯の2021年の総所得は328.2万円で、母子世帯ではない児童がいる世帯と比べると年間で450万円以上も所得に違いがあります。特に母子世帯は、経済的に苦しい生活をしているケースがあることが分かります。

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一方、2021年の全世帯の平均総所得は、545.7万円。児童がいる世帯の平均所得は、全世帯の平均所得よりも約240万円も高くなっています。また、全世帯の2018年の総所得は552.3万円で、児童がいる世帯と異なり、ここ3年で減少していることが分かります。

子育て世帯の平均貯蓄額

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次に子育て世帯の貯蓄額をチェックしていきましょう。

同じく厚生労働省の資料によると、児童がいる世帯の1世帯当たり平均貯蓄額は1029.2万円。母子世帯の貯蓄額は422.5万円です。

一方、全世帯の平均貯蓄額は1368.3万円。子育て世帯は、所得は全世帯の平均金額よりも高いですが、貯蓄は、全世帯の平均金額よりも300万円以上少ないことが分かります。

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これは、子育てをしていない世帯(子育てが既に終わった世帯や高齢者世帯含む)は、貯蓄が多いケースが多く、現在子育てをしている現役世帯と比べると、平均貯蓄額が高くなることが原因だと考えられます。

子育て世帯はどうお金を管理したらよい?

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子育て世帯の親は現役で働いているため、所得が高くなる傾向が見られます。一方で、子どもを育てるために教育費やマイホームの購入など、さまざまなお金がかかるので、思うように貯蓄ができていないケースもあるかもしれません。

しかし、貯蓄ができていないことをそこまで不安に感じる必要はありません。

無駄使い等をせずに支出を管理していれば、所得が高い子育て世帯でもお金を貯めることは可能です。例えば、毎月の貯金分を先に別口座に移してしまう先取り貯金等を行い、計画的に毎月お金を貯めることができていれば、貯蓄は増えていくでしょう。さらに子育てが終われば、出費も減るので、貯金のペースを上げることもできますね。

子育て世帯は、全世帯の平均貯蓄額よりも貯蓄が少ないからと焦らずに、無理のない範囲で、しっかりお金を貯めていきましょう。

まとめ

平均所得や貯蓄をチェックすると、自分たちがお金をしっかりと管理できているかどうか客観的に分析することができます。子育て世帯の方々は、今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分たちの所得はいくらなのか、また貯蓄はどのくらいあるのかなど、詳しく家計をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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