選ぶ時間が楽しい反面、迷いがつきものの贈り物選びでは、「自分では買わないけれどもらって嬉しいもの」という視点が大切です。そんなポイントを押さえた、予算1万円前後の小物やグルメ、コスメなど、幅広い年代の人に向けた上質なギフトをご紹介。センスと気遣いに溢れた逸品で、贈り物上手を目指しましょう。
予算アラウンド1万円のギフトはどう選ぶ?
ギフトの予算を少し奮発した1万円前後にすると、普段自分ではなかなか買わない、ワンランクからツーランク上のものにも手が届きます。とはいえバリエーションが増えるぶん、どんなものを選べばいいか分からなくなってしまうことも。ここでは、ギフトを選ぶ時のポイントや気を付けたいタブーについて解説します。
「上質で気持ちが上がる喜んでもらえるもの」という観点で選んで
予算1万円前後のギフトを選ぶときは、気分が上がる上質なものを選ぶのがおすすめです。なかなか手を出しにくい贅沢グッズや人気店のグルメ、憧れブランドの美容アイテムなど、特別感のあるものだとより一層喜ばれるはず。また、“もの” に縛られることなく、特別な体験を贈るという選択肢も。形に残らなくても心に幸せな記憶として刻んでもらえば、とっておきのギフトとなるでしょう。
タブーを避けて気持ちよく贈ろう
贈り物にはふさわしくない、避けたほうが無難なタブーが存在します。言葉の語呂や縁起を担ぐ日本の文化からくるものが多いので、しっかりと把握しておくと安心です。相手に不快な思いをさせないよう、タブーにも気配りをしたギフトを選びましょう。
・クシ
「苦」、「死」を連想させる
・白いハンカチ
日本では亡くなった方の顔にかける習わしがある
・刃物
「縁を切る」に通じるとされている
・赤いもの・ライター・キャンドル
「火事」を連想させる
・陶器・ガラス製品
「割れる→別れる」に繋がる
・偶数で贈る
「2で割り切れる→別れる」を連想するため、奇数で贈るほうがいいとされています。
ただし、ペア、ダースは1組と考えられるので問題ありません。
・履物・靴下
「踏みつける、下に見ている」とされている
・腕時計
「もっと勤勉に」という意味がある
・鉢植え
「根付く→寝付く」となり、長期入院することを連想させる
・シクラメン・椿・菊
シクラメン→「死」、「苦」を連想させる
椿→「花が首から落ちる」ため縁起が悪い
菊→「葬儀」を連想させる
1万円前後のギフトを贈るのはどんなシーン?
1万円前後のギフトを渡したくなる、日常シーンや贈り先を想定。相手に合わせたおすすめジャンルもご提案します。
撮影/渡辺謙太郎 *お呼ばれ&ギフトに!センス際立つ『都内のオシャレなフラワーショップ』4選より