転職と結婚を機に新しい住まい探しをスタートしたノドカさんとシュンヤさん。お二人にとってはもちろん、住まいを訪れる友人にとっても居心地の良い空間についてお話を伺っていきます。
思い入れのあるアイテムでつくるキッチン
ノドカさんとシュンヤさんの住まいは、間取りと雰囲気が決め手となって決められたもの。
「二人の在宅勤務が重なった時のために、寝室とリビングは分かれている間取りが良く、メゾネットがぴったりでした。2階の寝室にはデスクも備え付けられているので作業環境も整っていて、3階はキッチンが壁付けのため、部屋を広く使えてインテリアの配置がしやすかったのも良かったです」
好みのキッチンには、おふたりが家族や友人を大切にしているからこそ、これからも大事にしていきたいものが多くありました。
「キッチンやダイニングでは周りの人から譲り受けたり、頂いたりしてこれからも大切に使い続けたいものが多くあります」
キッチンスペースのカップボードやダイニングテーブルはインテリアが好きな、ノドカさんのお母さんから譲り受けたもの。
「どちらもアンティークのインテリアで造りが可愛くて気に入っています。カップボードはデザインはもちろんのこと、多くの友人が家に来ても一緒に楽しめる収納力に助けられています」
「ダイニングテーブルは、ふたりの時はもちろん、友人とともに4人でも食卓を囲める広さがあり、使い勝手も良いです」
「調理器具も友人から結婚祝いに頂いた真っ青なパスタ用鍋や実家で使われていて、譲ってもらった真っ赤なキッチンスケールなど長く使い続けていきたいものが多いですね」
窓付きの明るく、広いキッチンは、思い入れのあるものたちでより居心地の良い空間となっていました。
友人との時間を楽しむリビング
学生時代からのお友達がほぼ毎週のように集まるという住まいは、みんなが集まって楽しめるよう空間づくりも考えられていました。
「毎週たくさんのお友達が遊びに来るため、来客者がくつろげる環境作りを意識しています」
「インテリアのレイアウトは日々、しっくりくるものを考えています。ソファとダイニングテーブルで2〜3人ずつ分かれても話せるようにしたり、テーブル自体も壁付けにして人の行き来がしやすい動線を意識したり、椅子もたくさん揃えてどんな時でも対応出来るようになっています」
動線やものの数だけでなく、空間作りには視覚も意識して、ローテーブルは圧迫感の出ないよう透明ガラスのものを選択。
色合いは、メインを赤、緑、黄、茶の3~4色に決めて、統一感を大切に。
照明は温かみのある光の色合いを選ぶことで、寛げるようにと。自身の生活はもちろん、友人との時間も大切に考えられている様子が各所に伺うことが出来ました。
DIYで見た目も使い勝手もよいお部屋づくり
間取りや雰囲気が好きだったお部屋を、おふたりはDIYでさらに機能性を高め、愛着の湧く空間へと変えられています。
「賃貸物件のため、出来ることは限られますが、自分達に出来ることからDIYで工夫して楽しんでいます」