旅と想いや歴史を感じるお土産が大好きで、皆さんにもご紹介したいと思いはじまりました。デザイナーのrumiです。
マッチ箱をイメージした箱が可愛すぎる!絶対にお土産にしたい老舗和菓子屋 菓匠二宮の「南方熊楠っまんじゅう」
和歌山の田辺市にパッケージが可愛い和菓子屋さんがあると聞き、和歌山田辺市にやってきました。
南紀田辺 菓匠二宮。創建1600年を超える世界遺産の鬪雞(とうけい)神社の参道に面し、ご参拝の立ち寄り処としても親しまれています。昭和8年の創業以来、地元で愛される和菓子屋として営業を続けてきました。先々代から続く変わらぬ味を守り続けながら、地元の歴史や物語を紡ぎ、新しい和菓子作りにも挑戦しています。
そんな二宮で今回購入したお土産が、こちら。熊がチラリと見えている、可愛い包装紙。レモンイエローという幸せカラーがアクセント。
開くとこんな感じ。ゆるふわなイラストが絶妙で、つぶらな瞳のクマがとても可愛いです。
知の巨匠でもあり、田辺市のヒーローでもある、南方熊楠さんが好物だったというあんパンにちなんだお饅頭です。
南方熊楠さんは、生物学者として粘菌の研究で有名な昭和の学者さん。このお饅頭のコンセプトは「熊楠さんが発見した新種の粘菌を当てよう!」なのだそう。
マッチ箱に見立てた箱の中のおまんじゅうには焼き印がそれぞれ刻印されています。ひとつひとつデザインが違ってかわいいので全部捨てられません、、。
この中に一つだけ、1916年に熊楠さんが自宅の柿の木で発見した新属新種の変形菌「ミナカテラ・ロンギフィラ」の刻印があることが。外れた場合は、熊が「くすっ」と笑っている刻印なのだそう。なかなか見つからない粘菌探しのように楽しめますように。とのこと。
熊が「くすっ」と笑っている刻印を発見!でも熊が可愛いから外れても悔しくない。。
生地は普通のおまんじゅうよりも、少しふっくらとした小さなあんパンのような食感。中はこしあんと白あんを合わせた千鳥あんとなっています。さっぱりとした甘味と、コクのある昔懐かしい生地の風味が絶妙です。
西日本最大級のリゾート施設!異世界にトリップできるドーム型ヴィレッジへ
その後、菓匠二宮から南の白浜へ。「とれとれパーク」という西日本最大級の海鮮マーケットを中心とした白浜のリゾート施設に行ってみました。新鮮なお魚を食べたり釣ったり、ゆっくり温泉に入ってリフレッシュしたりすることができます。そしてここには丸いドーム型の宿泊施設が集まった異世界のようなヴィレッジがあるのです。
まるでゲームや映画の世界に入り込んだような曲がりくねった石畳の道に、丸いドーム型の宿泊施設が集まったヴィレッジは、ひとつとして同じ部屋がありません。
まるで異世界に迷い込んだかのような感覚に。ワクワクしながらヴィレッジを散策できます。
夜も不思議な世界の夜景を楽しむことができます。夏休みやご家族とのお出かけにもぴったりな場所でした。
身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
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