お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。「キッチン泡ハイター」は手軽に除菌や漂白ができる便利なアイテムですよね。しかし、誤った使い方をすると、素材の損傷や健康リスクを引き起こす可能性があります。正しい使い方を知れば、キッチン泡ハイターは頼りになるアイテムです。今回は、キッチン泡ハイターの使ってはいけない場所と効果的な使い方についてご紹介します。
「キッチン泡ハイター」を使ってはいけない場所とは?
キッチン泡ハイターは、次の場所や製品には使用しないでください。
メラミン食器
漆器
金属製品(ステンレスを除く)
天然石の調理器具・設備
獣毛のハケ
水洗いできない製品や場所
食品
塩素系は使えないと表示にあるもの
これらの場所や製品に使用すると、製品が損傷する可能性や健康に影響を及ぼす恐れがあります。材質がわからないものは、目立たない場所で確認してから使用してください。
使い方のポイント
キッチン泡ハイターを効果的に使うためのポイントをご紹介します。
1. 除菌・消臭・ウイルス除去に
対象物に泡を吹きかけて、2分程度放置します。その後、流水で30秒以上かけて洗い流します。これにより、「排水口のゴミ受け」や「プラスチック製のまな板」などの除菌や消臭、ウイルス除去が可能です。
2. 漂白やぬめり除去に
対象物に泡を吹きかけて、5分程度放置します。その後、流水で30秒以上かけて洗い流します。黒カビやぬめりの気になる「洗面台のオーバーフロー」や「お風呂の排水口」などの漂白やぬめり除去に効果的です。
使用上の注意点
キッチン泡ハイターには、塩素系の成分が含まれているため、使用時には次の点に注意してください。
⒈ゴム手袋を着用する
キッチン泡ハイターは強力な洗剤のため、素手で泡に触れると手荒れを起こす可能性があります。ゴム手袋を着用し、目に入らないように注意して使いましょう。
⒉作業中は十分に換気をする
塩素系特有のニオイが広がるため、窓を開けたり換気扇を回して、必ず換気をしてください。
⒊酸性タイプの洗剤と一緒に使わない
「クエン酸」や「お酢」など、酸性タイプの洗剤と混ぜると有毒ガスが発生します。とても危険なので、これらの洗剤と混ざらないよう同時期に使用しないよう気をつけましょう。
⒋放置時間を守り、長時間使用しない
1度に大量に使ったり、長時間放置しないことも重要です。洗剤が残っているとサビや変色の原因になるため、30秒以上かけて丁寧に洗い流しましょう。
「キッチン泡ハイター」の正しい使い方をマスターしよう
キッチン泡ハイターを適切に利用することで、効果的に汚れを取り除き、清潔な環境を維持できます。適切な使用方法を守りながら、より快適な生活を送りましょう。