自分ひとりだけならまだしも、家族や子どもがいれば、住居環境を快適にする光熱費や、発育にもかかわる食費などを極端に安くするのはなかなか難しいでしょう。節約主婦Ricoさんは、子ども1人と夫の3人暮らしで、生活費を18万円に抑えることができているそうです。なぜそんなに安く抑えられるのか、その秘訣を教えていただきました!
教えてくれたのは……節約主婦Ricoさん
20代3人家族で0円から2000万円以上の貯金に成功! YouTube節約主婦Ricoでお金の節約方法やポイ活についてなど、今日からはじめられる節約術を発信中!
生活費を安く抑えるポイント
<Ricoさんの1か月の生活費の内訳>
・家賃:67,000円
・光熱費:10,000円(年間の平均)
・食費:25,000円
・保育料:30,000円
・通信費:3,600円(夫婦二人分)
・奨学金:15,000円
・お出かけ:30,000円
合計:180,600円
1.買い物 のハードルを上げる
例えば、買い物は決まった日にしか行かない、Amazonや楽天を見るときは毎回ログアウトする、雨の日でも自転車でしか買い物に行かない、など買い物に行くことへのハードルを上げてみてください。そうすることで、買い物に行くのがめどくさくなってお金を使わなくなります。
また、冷蔵庫が空になってから買い物に行くこともおすすめです。
冷蔵庫の中身を空っぽにするのはなかなか難しいと思いますが、できた時は達成感があると思います。空にするためのレシピを考えてみたり、あえて貧乏飯を楽しんでみたりすれば、無理せず食費を抑えることができます。
2.家中、同じ掃除用洗剤を使う
家中の掃除はウタマロクリーナーとキッチンペーパーで。カビキラーの代わりにキッチンハイターで掃除をしています。
特に、トイレ用掃除用品は必要ないと考えています。結局、週1回5分程度掃除していれば、あえていろんな種類の洗剤を買う必要はありません。
代用することとそもそも買わないということを徹底したので、日用品にお金をかけなくなりました。
3.家族といる時間を増やす
同じ部屋にいることでエアコン代の節約になりますし、家族仲良くお風呂に入ればガス代の節約にもなります。
それぞれが家で孤立した生活を送っていると光熱費が高くつきます。子どもが中学生以上になるとなかなか難しいかもしれませんが、家族と過ごす時間が増えるほど節約効果だけでなくお金に換えられない価値も積み上がるでしょう。
4.自分たちの借金を書き出す
大事なのは「書き出す」ということ。
お金に困っている人ほど、自分の状況を把握できていないことが多いです。住宅・車のローン、奨学金など、いつまでにあといくら払わないといけないのかを書き出してみましょう。書くことで現実味を感じられ、生活態度の改善が進むようになります。
その後は、毎月の生活費の中で支払いを「消費」「浪費」「投資」の3つに分けて、円グラフに書いて目に見えるようにするのをおすすめします。
そうすることでどれが一番割合が大きいかが分かるようになります。絶対に必要な支払い、払わなくてもよかったお金、将来のために残しておきたい貯金を目で見て理解すれば、自然と生活費を改めるきっかけになるので、試してみてください。
5.他人と比べないこと
生活費を下げるために最も大切なことです。特にSNSなどで他人の生活が見えていると、それが無意識のうちに「当たり前の生活」として刷り込まれてしまい、自分もその生活をしようとお金がカツカツになってしまうようなことも。
他人と比べる人の特徴としては、周りからの評価を気にする、誰かに認めてもらいたいと考える人が多いように思えます。
これを克服するには、他人ではなく過去の自分と比べるようにしましょう。昨日よりも今日はいくら節約できた、先週と比べて今週は多く自炊ができた、など過去の自分と比べていけば生活費が下がるだけでなく、自己肯定感も上がっていくと思います。