2LDK二人暮らし
和室:厳選した家具や照明でホテルライクな寝室に
最後は、リノベーションされたモダンなUR賃貸、60平米ほどの2LDKで暮らすご夫婦のお宅。お二人は以前デザイナーズ物件のワンルームに暮らしていたこともあり、当初は襖で仕切られた昔ながらの間取りに少し戸惑ったそう。それでも、襖を取り外し、フロアタイルを敷くなどして、自分たちらしいインテリアを実現しています。
リビングの隣の和室は、すべて襖を取り払いオープンな寝室にしています。セミシングルのベッドを中央に置き、ほかの家具は少なめにした配置はホテルのような雰囲気。
照明にはイサムノグチのAKARIシリーズのペンダントシェードを取り付け、部屋の奥にはデンマークのデザイナー、カイ・クリスチャンセンのチェストを配置。和と北欧のアイテムが溶け込んだ、モダンな空間となっています。
チェストの周辺には観葉植物やドライフラワーも飾られていて、シンプル・スタイリッシュなだけではなく、柔らかさが感じられるポイントになっています。
和室以外の工夫
収納がない玄関では、ホームセンターで手に入る木材やブロックを組み合わせて棚を自作。この方法ならスペースに合わせて拡大・縮小ができ、分解も組み立ても簡単なので、模様替えや引っ越しで場所が変わっても使えます。
リビングのテレビも、テレビボードは使わずに、木材の上にセットし、下に白い空き箱を並べてさりげなく配線をカバー。重厚感のあるソファや大きめのダイニングテーブルもある中で、圧迫感を出さずにテレビを置くことができています。
団地や築古物件の和室の使い方や、家具や小物の置き方の工夫。ご自身の好きなスタイルに近いものや、すぐに真似できそうなものが見つけられたのではないでしょうか?ぜひ部屋作りの参考にしてみてくださいね。
photo / goodroom journal
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal