6畳の小さな1K、グレーで統一したギャラリーのような空間に、自分の好きな器や雑貨をひとつずつ集めて。小さくても美しく整った、一人暮らしのお部屋を拝見しました。
グレーでまとめる6畳の小さなお部屋
hinakoさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、25㎡ほどの1K。
立地や設備が気に入って選んだというお部屋、床にはフロアシートを敷いたり、少し手を加えながら、モノトーンで統一された素敵なインテリアをつくっていらっしゃいます。
猫ちゃんと一緒に暮らしていらっしゃるお部屋。居室の広さは6畳ほど。
ナチュラルインテリアからグレーを中心としたインテリアへ、少しずつ変わってきたというhinakoさん。グレーのフロアシートを敷くことで、お部屋の雰囲気はガラリと変わりました。
ベッドは部屋の手前側に寄せることで、窓側のスペースを大きくあけて。高さのある家具をおかず、ベッドもすのこベッドを使って高さを下げているそう。
収納家具は、IKEAで購入した白いキャビネット、そしてこちらのLOWYAのキャビネットなど、扉つきのものを選んですっきりと。キャビネットの上はディスプレイスペースに。絨毯は、お母様がトルコ旅行に行った際に購入したものを譲り受けたのだそう。
「自分が気に入ったもの」だけを徹底して選ぶ
「自分が本当に気に入ったものだけを集める」ことをお部屋のテーマにしているとhinakoさん。
「一人暮らしを始めたときは、なんとか生活できるだけの必要最低限のものだけで暮らしをスタートし、気に入ったものをちょっとずつ集めていこうと思いました」
「旅行も好きで、旅先で雑貨を集めたり、全国の窯元を巡り焼き物を集めたりしています」
焼き物を中心としたインテリア雑貨を扱う雑貨店を運営していらっしゃるhinakoさん。お店でも扱っていらっしゃるという伊賀の作家さんの花器が飾られたこちらのディスプレイボックスは、ホームセンターで購入した木材をつかい、DIYでつくられたもの。ZARA HOMEで購入されたというミラーとあわせて、お気に入りのスペースになっているそう。
たとえばハンガーなど、どんな小さなものでも「気に入ったものだけ」のルールは変わりません。色や素材を意識して購入したり、ひとつずつ選ばれているのだそう。こちらのハンガーはIKEAのもの。
ディスプレイボードの上に、素敵な雑貨と一緒に並べられた「パンテラポータブル」。ルイスポールセンのライトにずっと憧れていて、シルエットや色なども気に入り、奮発して購入されたもの。
イッタラのアアルトベースは、いまも「世界で一番美しいフラワーベース」とも言われ、世界中で愛されている名品。フィンランドの湖からインスピレーションを受けてデザインされたという曲線のデザインが、部屋に上品さと洗練さをプラスしてくれます。
徹底したもの選びで、6畳の小さなお部屋もギャラリーのように美しく整えていらっしゃったhinakoさん。
いつも眺めていたい景色のある、素敵なお部屋でした。