「今日は雨!? 楽しい1日になりそう」とテンションが上がるGray。
ふつうジトジトした日は憂鬱になるのになんで、と思うでしょ?
それは彼女が雨の日の楽しみ方を知っているから。
その楽しみの1つが“本”。早速チェックしてみよう!
雨にまつわる“本”を嗜んでみる。
さてさて小雨になるまで、雨の音をBGMに読書タイム。手に取ったのは、日本に伝わる雨にまつわる言葉とエッセイを集めた『雨を、読む。』。いろんな“雨”を知ることで、「なんだか雨も悪くないかも」とポジティブに思えるはず。著者は、書家でありながらデザイナーとしても活躍する佐々木 まなびさん。装丁や挿絵も素敵。
『雨を、読む。』佐々木まなび 著、芸術新聞社 ¥1980
※編集部私物、価格等が現在発売中の新書とは異なる可能性があります。
A_タイトルだけでなく、話にもたびたび雨が登場する『静かな雨』。第98回文學界新人賞佳作に選ばれ、映画化もされた宮下奈都のデビュー作は必読!
B_おひとりさま専用カフェの喫茶ドードーを舞台にした、あたたかな気持ちになれる短編小説。なんだか心も雨模様…という日に、喫茶ドードーで雨宿りしてみて。
C_人の言葉がわかる、小さな映画館の看板犬ジャンゴが語り手。表紙で着ている空色のレインコートをもらうお話など、どこか雨の匂いのする物語を、ぜひ雨の日に味わいたい。
A_『静かな雨』宮下奈都 著、 文藝春秋 ¥616、B_『こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。』標野 凪 著、双葉社 ¥693、C_『レインコートを着た犬』吉田 篤弘 著、中央公論新社 ¥726
※編集部私物、価格等が現在発売中の新書とは異なる可能性があります。
☞雨の日が楽しくなるアイデアをチェック!
photograph_Serizawa Shinji
styling_Ogura Fuko
Hair & make-up_Suga Takuma
model_Gray
edit & text_Sotani Miho
design_Yamamoto Katsura