お互いのことをすでに知っている
男友達と付き合うメリットとして、お互いのことをすでによく知っている点が挙げられます。会社の同僚やただのクラスメイトとは異なり、友達と呼べる関係性だからこそ、ありのままの自分を見せられるシーンも多いですよね。
片思いの相手には隠したくなるような短所や弱みも、すでに相手はある程度理解してくれています。また自分も、相手の長所・短所ともに把握できているでしょう。ゼロから相手を知る必要がないため、相互理解までのプロセスを省略できます。
共通の友人が多く相談しやすい
共通の友人が多く相談しやすいことも、男友達と付き合うメリットです。2人のことを何も知らない相手に相談する際は、お互いの関係性や性格などを最初から説明しなければいけません。しかし共通の友人であれば、問題点だけをシェアすれば適切なアドバイスを与えてくれます。
2人の性格や性質を理解している人が多いという事実は、サポート環境の充実にもつながります。2人が周囲と良好な関係性を築けていれば、多くの味方に囲まれた状態で絆を育めるでしょう。
将来やお金など話しにくいことでも話しやすい
大人の恋人同士では、話しにくい話題でも共有しなければいけないシーンがあるものです。たとえばキャリアプラン・資産・貯蓄・介護などが代表的です。友達関係から発展した恋愛であれば、話しにくい話題でも比較的カジュアルに相談し合えるでしょう。
付き合う前からお互いの職種や職場、金銭感覚を把握できている場合は、より気軽に話せます。とくに同棲や結婚では、お金や健康の話は付き物です。どのような話題でもストレスなく話せる相手であれば、より円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
好きかわからない男友達と付き合うデメリット
ここでは、好きかわからない男友達と付き合うデメリットをご紹介します。「今彼氏がいないから」と気軽な気持ちで付き合ってしまうと、思わぬトラブルや気まずさが待ち受けているケースも。デメリットを理解したうえで、慎重な判断をしていきましょう。
別れたときにギクシャクしやすい
好きかわからない男友達と付き合うと、別れたときにギクシャクしやすいというデメリットがあります。一度でも男女の関係になってしまった男女は、元通りの友達関係には戻れません。告白される前よりも距離を置かれてしまうこともあるでしょう。
友達時代にどのように接していたかわからなくなり、普通の挨拶すらも気まずさを感じます。今まで一緒に楽しめていた時間も減り、自分や相手を含むコミュニティにも居心地の悪さを抱いてしまうかもしれません。
周りに気を遣わせやすい
周りに気を遣わせやすい点も、男友達と付き合うデメリットです。付き合い始めたことをオープンにするかどうかは2人次第ですが、黙っていてもいつかはバレてしまうもの。公開した場合でも、良かれと思って周囲から距離を置かれてしまう可能性もあるでしょう。
付き合っているときはもちろん、別れたときの周りの気まずさも無視できません。コミュニティのすべてのメンバーがオープンな価値観を持っていれば良いのですが、実際には難しいですよね。また自分や相手に対して片思いをしていたメンバーがいる場合は、関係性が悪化してしまうリスクもあります。
恋愛のドキドキ感を楽しみにくい
好きかわからない男友達と付き合うと、恋愛のドキドキ感を楽しみにくくなります。恋人らしい行為もロマンティックなデートも、「ただの友達」と思っている男性が相手の場合は、気持ちが盛り上がりません。
とくにあなたに片思いの相手がいた場合は、どうしてもその相手を脳裏に抱いてしまうことも。「本当は〇〇君とこういうことをしたかったのに……」と思ったままでは、自分の心も相手の心も傷つけてしまうでしょう。
男友達からの告白…相手を傷つけない断り方は?
ここでは、男友達からの告白を断る際に、相手をなるべく傷つけない断り方をご紹介します。前提として、相手をまったく傷つけずに告白を断ることは不可能です。だからこそ、思いやりのある言葉選びを考え、必要以上に傷つけない対応をすることが大切です。
相手の気持ちに対してうれしさを伝える
男友達からの告白を断る際は、相手の気持ちに対するうれしさをしっかり伝えましょう。「好きになってくれてうれしい」「気持ちはしっかり受け取るよ」のように返すことで、相手に安心感を与えられます。
相手への感謝と告白のお断りは、別の話題です。2つを混在せずにまずはポジティブな気持ちを伝えれば、断られたときの傷も浅くなります。
これからも良い関係でいたいと伝える
告白を断るときは、相手とこれからも良い関係でいたい気持ちを伝えましょう。告白を断った瞬間から、あなたと相手は「振った人」と「振られた人」です。どうあがいても、元通りの関係には戻れません。
だからこそあなたから「友達として仲良くしたい」「これからも変わらずに話しかけてほしい」などのように伝えれば、相手が感じる気まずさを最小限にできるでしょう。