実はポルトガル発祥のハワイの定番スイーツ・マラサダと、イタリア・トスカーナ地方生まれの“小さな丸いもの”を意味するボンボローニはどちらもまる揚げドーナツ。おいしいお店を紹介します。
マラサダが食べられるお店
Leonard’s Bakery
ハワイでマラサダが広まるきっかけをつくった〈レナーズ・ベーカリー〉。毎年2月上旬~3月上旬の火曜日に開催されるShrove Tuesday(=懺悔の火曜日)の日に「ポルトガルの伝統的なおやつ、マラサダを売ってみたら? 」という創業者レオナルド・レゴの母の提案によって販売を開始。すぐさま爆発的ヒットを生んだのだとか。外はこんがりきつね色、中はふわふわになるまで揚げられたマラサダは、店舗で頼むと、いつでもできたてほかほかの状態で提供してくれる。シュガー¥180
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レナーズ 横浜ワールドポーターズ店
address│神奈川県横浜市中区新港2-2-1
横浜ワールドポーターズ1F
tel│045-222-2172 open│10:30~21:00
THE MALASADA TOKYO
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ザ マラサダ トーキョー 恵比寿店
address│東京都渋谷区東3-25-4
グランドメゾン恵比寿東
web│https://www.the-malasadatokyo.
com/contact/index.html
open│11:00~20:00
ボンボローニが食べられるお店
PARK STORE
濃厚な北海道産クリームチーズに自家製のサワークリームを加えて酸味とコクをプラスした「クリームチーズ」。甘すぎない、さっぱりとしたクリームに仕上げた「ストロベリー」。甘いチョコレートクリーム×ほろ苦いココアパウダーが好相性な「チョコレート」のトップ3は、必食です!〈 パークストア〉があるのは、世田谷公園のすぐ隣。テイクアウトして、のんびりピクニックでもしながら食べるのはいかが? クリームドーナツ各¥550
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パーク ストア
address│東京都世田谷区池尻1-7-2
tel│080-4348-2733 open│12:00~18:00
Litus
白を基調とした外観、石造りが印象的な内観。南イタリアを想わせる〈リートゥス〉は、イタリア菓子専門店。本場で約7年半修行を積んだオーナーが丹精を込めてつくる「ボンボローニ」が絶品。人気なのは、王道のカスタードとオリジナルのリコッタチーズ。期間限定でピスタチオやアプリコットジャムも販売しているそう。他にも、プレーンドーナツ「チャンペッラ」やシチリアの郷土菓子「カンノーリ」もおすすめ。
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リートゥス
address│東京都中央区新富2-9-6
tel│03-6275-2797
open│11:00~18:00 火・水定休
Chigaya
壁に並んだ小物にランプシェード、ギンガムチェックのカーテンなど、見渡す限り“かわいい” がいっぱいの、レトロガーリーな店内に釘付け。そんな〈チガヤ蔵前店〉でお出迎えしてくれたのは、クリームたっぷりのぽってりとしたシルエットが愛らしいボンボローニ。平日は5種、週末は6種のフレーバーが登場。定番はプレーン、クリーム、シナモン、レモン、オールドファッション・プレーン、オールドファッション・シナモン。どれも気になる。(左から反時計回りに)クリームドーナツ¥470、アールグレイクリームドーナツ¥470、ピスタチオクリームドーナツ¥500 ※テイクアウト価格
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チガヤ蔵前店
address│東京都台東区鳥越2-8-11
tel│03-5829-5809 open│8:00~18:30
photograph_Suganuma Shotaro, Ueta Erina, Taniguchi Daisuke
edit_Chikazawa Yui, Nozaki Nanami <KIP Inc.>
design_Honda Yasuki <LETTER DESIGN>
FUDGE vol.252 2024年7月号より